犬が飼い主の傷口を舐める理由は?舐めさせないための対策も紹介

スポンサーリンク




犬が自分の傷口を舐めてきたという経験がありますか?

これは外で飼っている犬よりは室内で飼っていた場合の方が経験したことがあるという人が多いのではないかと思います。

私も足が炎症で荒れていたときに、うちの犬が綺麗に傷口だけを舐めてきたのです。

犬はなぜそんなに飼い主の傷口を舐めようとするのでしょうか?

さらには犬は自分の傷口も治る前にぺロペロと舐めてしまって、傷口が開いたりしてなかなか治らないなど飼い主が心配することもあると思います。

今回は犬が飼い主の傷口を舐める理由は何なのか、そして自分の傷口などを舐めてしまったりするので舐めさせないための対策は何かないのかなど気になった部分を調べてみましたので紹介したいと思います。

犬が飼い主の傷口を舐める理由は?

いきなり結論から話してしまうと、
犬が飼い主の傷口を舐める理由はわかりません。

実際の理由は科学的には証明されていないのです。

ですが犬や猫などは傷を負った際には、必ずその傷口を舐めます。

自分の舌が届かないところであれば仲間たちが舐めて、お互いに舐め合います。

それは本能で行われる治療なんです。

なので犬が飼い主の傷口を一生懸命に舐めてくるのは、飼い主を親しい家族だと捉えて早く治るようにと傷口を隅々まで舐めようとするわけです。

よく人間でも指をケガしてしまったら舐めておけば治るだろうと、唾を付けますよね。

唾液には血止めとしての役割だけではなく治療、そして痛みを抑制する役割もあります。

なので犬も飼い主が人間であっても関係なく傷口を舐めようとするわけです。

それが一番有力な説ですね。

さらには飼い主が何か悲しいことがあって泣いていると、それに寄り添うように飼っている犬が近づいてきて涙が流れる頬を舐めてきたという話もあります。

これも同じような理由なのではないかと思います。

なので犬が飼い主の傷口を舐めるのは、集団行動をしていたころの名残として飼い主を仲間だと認識しているために傷口を舐めて早く治そうとしているというわけですね。

そう考えると愛犬が自分に愛情を返してくれようとしている感じで、とても素晴らしく思えますよね。

犬に傷口を舐めるのを辞めさせる対策はないの?

犬が飼い主の傷口を舐めるので問題があるとすれば衛生的な部分ですよね。

室内で飼われているような健康的な犬であれば舐められて雑菌や寄生虫の卵などが付着するということもないと思うのでそれほど問題はないようです。

ですが気になるようなら舐めないように近づけさせないようにしたり、私の場合は傷口を隠してしまえば犬も諦めました。

あとはしつこいようであれば躾けるしかないでしょうね。

それとはまた違った問題として、
犬が自分の傷口をずっと舐めてしまうのも問題です。

止めようとしても犬は傷口を舐めることをやめません。

これは飼い主の人の大きな悩みになっている部分でもあると思います。

それの対策としては、
舐められないようにエリザベスカラーなど物理的に犬が体を舐められないようにしてしまうのが一番簡単です。

↑画像クリックでアマゾンへ飛びます
他には先ほども飼い主の傷口を隠すと言いましたが、犬の傷口も何かで覆うようにして隠してやると良いと思います。

ただ包帯を巻いただけだとすぐに噛んでしまうので、洋服などを重ねるなどして傷口が見えないようにすると良いと思います。

犬によってはいろんなタイプがいますので、
なんとかして傷口を舐めようとしたりもするので注意が必要ですけどね。

最後に

犬が飼い主の傷口を舐めてくるのは、早く治ってほしいという思いを込めた愛情のお返しというわけです。

人間の血液や体液を犬に舐めさせ過ぎない方が良いという話や、許してしまうと気が済むまでずっと舐め続けてしまうということもありますので、できればあまり舐めさせない方が良いのかもしれませんね。

実際には有力な説というだけでしっかりとした理由ではあるのですが、他にも何か犬の中では違った解釈があるのかもしれませんね。

というわけで犬が傷口を舐めるのは本能からくる治療のためでした。

飼い犬との付き合い方も改めて見直すのもいいかもしれませんね。

参考になれば嬉しいです。

スポンサーリンク




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする