よくレッドブルを毎日たくさん飲みすぎて亡くなったというニュースや話題を聞いたりします。
ですがカフェイン量で言えばレッドブルやコーヒーなどよりも玉露のカフェイン量の方がずっと多いというのです。
NHKで「エナジードリンクを飲みすぎると、カフェインの取りすぎで死亡する事もある」と紹介していて、カフェイン量を調べた際に玉露がダントツで多かったというのです。
そのカフェイン量が多い理由はなんでしょうか?
お茶だと抹茶は葉っぱを丸ごと挽いて丸ごと飲むという感じなのに、玉露だけがお茶の中でもずっとカフェイン量が多いんです。
その理由がちょっと気になったので調べてみました。
そもそも玉露って何?
そもそも玉露とはお茶のどんな種類なのかについてちょっと紹介です。
出典:http://www.hoodo.jp/kyosen/goods_id-01620033.html
玉露は、日本の緑茶の最高級品のことを言います。
一番茶期に多肥栽培(おもに窒素肥料)をした成木園の日光を遮り、緑が濃く柔らかく育った芽を原料としているものですね。
飲み物のカフェイン量のランキング
NHKで紹介されていた飲み物別のカフェイン量のグラフの画像をTwitterであげている人がいました。
「エナジードリンクを飲みすぎると、カフェインの取りすぎで死亡する事もある」って話題をNHKの特集でやってたので、飲み物ごとに含まれるカフェイン量を調べてみたら、やばいやばいと言われてるエナジードリンクをぶっちぎりで上回る、「玉露」という激ヤバ飲み物が存在するのを発見してしまった… pic.twitter.com/0dspha4nQp
— ひきこうもり (@Hikikomori_) 2017年9月21日
これをみると玉露はぶっちぎりのトップですね。
続いてモンスターエナジーが玉露の半分を超えたくらい、缶コーヒーが半分くらい、レッドブルはさらにその下というカフェイン量となっています。
なぜこんなに玉露だけカフェイン量が多いんでしょうか?
玉露だけカフェイン量が多い理由は?
お茶の種類はたくさんありますが玉露だけがカフェイン量が多い理由があるんですよね。
カフェイン量を比べるとそれぞれ150ml中に、
玉露が180mg
抹茶が48mg
紅茶、ほうじ茶、ウーロン茶、番茶、緑茶が30mg
玄米茶が15mg
とやはり玉露だけ飛びぬけています。
その多い理由としては、
若芽にカフェイン量が多く含まれており玉露はそれを使っているというのが理由です。
それなら同じ茶葉を使う抹茶も同じように高くなるのではないかと思うのですが、抹茶よりも玉露の方が茶葉に対してお湯の量が半分でそして長い時間をかけて抽出するからです。
開いた茶葉を使う煎茶や成長した茶葉を使うお茶とは違うから玉露だけカフェイン量が飛びぬけているんですね。
でも実際はカフェイン量はタンニンが抑えている?
だからと言ってカフェイン量の多い玉露ばかりを飲めばレッドブルやコーヒーよりも死亡する可能性が高くなるのかというとそうではありません。
実は玉露などのお茶のカフェインはタンニンという成分と結合するのでカフェインの作用を抑えてくれる役割があります。
玉露よりも実際はコーヒーやレッドブルなどの方がカフェイン量を多く摂取できるというわけです。
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なのでカフェインと言えば玉露ではなくコーヒーだと言われるようになったんですね。
そもそも玉露の方がカフェイン量が多いと言っても気軽に飲めるものでもないですからね。
最後に
玉露にカフェイン量が多く含まれている理由についてでした。
実際に眠気を取りたいという理由でならモンスターエナジーや缶コーヒーなどがおすすめということになりますね。
レッドブルも毎日飲んでいるという人もいると思いますが、飲みすぎには注意が必要ですね。
玉露は急須などを使用しないと飲めないので、その点でもあまり眠気覚ましに飲むというイメージではないのであまりカフェイン量が注目されていなかったようですね。
あまり玉露を飲まないという人は玉露も飲んでみて比べるのも面白いかもしれませんね。