根付紐のストラップってあるじゃないですか?
よくキーホルダーというかストラップとして切れないようにしっかりとした紐で編んでありますよね。
あれを自分で簡単に作ってみませんか?
今回は、好きなビーズと刺繍糸を使って作る「根付」の作り方をご紹介していきたいと思います。
「かぎ針編みで根付なんて、難しいのでは?」と思っている方でも大丈夫です!
根付紐の結び方と作り方はとっても簡単で基本的な編み方さえできれば、すぐに編めます。
「思い入れはあるけど、何にも使っていない…。」というビーズとか小物、お家にありませんか?
根付にすれば、好きなところに付けていつでも一緒に持っていけます。
好みの色の刺繍糸で根付紐部分も編むので、出来上がったときの満足感もひとしおです!
今回かぎ針編みでの作り方を紹介していきますのでぜひお気に入りのストラップとして、作ってみてくださいね。
かぎ針編みでの根付紐の作る準備編
それでは、具体的に作り方を説明します。
まず、今回の手順の流れの紹介としては、
1.刺繍糸をビーズに通す
2.根付紐の部分を編む
3.リングを付ける
4.ボールチェーンを付ける
これで完成です。
用意するものとしてはビーズなどのストラップにしたい小物を準備してください。
今回はこのとんぼ玉を用意しました。
数年前、小樽で体験制作したものです。
制作したきりで何もしていなかったのですが…今回根付紐を使って根付紐ストラップにしたいと思います。
もちろん、手芸屋さんへ行けば様々な種類のビーズが見つかると思います。
もし手元に手頃なビーズがなければ、お店でお気に入りのビーズとの「出会い」を探してみても良いでしょう。
使用するビーズに合わせて刺繍糸の色を選びます。
今回はとんぼ玉が深緑なので刺繍糸も深緑を選びました。
(写真は「オリムパス」社製のNo.22です。)
もちろんこれも刺繍糸に限らず、ビーズの質感・大きさ等に合わせて紐の太さや材質を変えても楽しいでしょう。
そしてかぎ針に関しては編む糸の太さに合わせてサイズを選びます。
本記事のように刺繍糸の場合、4〜6号が目安です。
私はハマナカ社製レース編み用かぎ針を使用しています。
そしてストラップにするためにボールチェーンも用意します。
こちらは最後にストラップにするために付けます。
根付紐の作り方制作編
では、いよいよ制作に入ります。
1.ビーズに糸を通す
引き出す糸の長さは、最低「根付紐」の出来上がり×4以上にします。
例えば、私は根付紐の長さが5㎝欲しいので5×4で20㎝引き出します。
下の写真の、赤線部分は基本の長さ(=5cm)です。
基本の長さの方は3倍(=15cm)となっています。
合わせて20cmです。
ただ、実際には最低必要な長さよりも長く引き出しておいたほうが、編むときに持ちやすいです。
2.根付紐の部分を編む
次に「根付紐」と呼ばれるところを編んでいきます。
下の完成例をご覧ください。
こうした編んだ部分が「根付紐」です。
ここを実際に結び方や作り方を学んで編んでいきましょう。
①まず、とんぼ玉の真上で作り目をします(写真黄丸部分)。
引き出した糸が手前、刺繍糸の糸玉に続く方が向こうになるように糸を持ちます。
②手前の糸をかぎ針の手前→向こうに掛けます。
③糸玉から伸びている糸をかぎ針に掛けて、引き抜きます。
④ ②〜③を繰り返すと、このように紐が出来ます。これが「根付紐」です。
⑤好きな長さになるまで編み、最後の先端の輪は少し広げておきます。
3.ボールチェーンを通す
①ボールチェーンの接続部を開き、先ほど広げた糸の輪に通します。
②接続部にもう一方の端を入れ、接続部を閉じて輪にします。
この時、もしお持ちであれば手芸用ペンチがあると閉じるときに便利です。
③糸束から出ている糸を10センチほどの長さで切り、糸輪の中に通して引き締めて閉じます。
④閉じたあとの糸は、出来るだけ根元で切ります。
⑤閉じた部分に接着剤をつけて乾燥させます。
簡単アレンジ方法も紹介
手作りの根付は様々なバリエーションを楽しむことが出来ます。
例えば、糸の色合いを変えてみましょう。
以下は、2色の糸を使用した例です。
糸を二本取りにしています。
深緑とブルーグリーンを組み合わせて、ぐっと若々しい雰囲気に。
さらに、2色がランダムに出ることで表情が出ています。
また、ボールチェーンではなくストラップ紐にすると、携帯やスマホ向けのおしゃれなストラップに。
ぜひ手芸屋さんでお好みのパーツを探してみてください。
最後に
いかがでしたか?今回は、かぎ針編みでの手作りの根付の結び方や作り方をご紹介しました。
一から編んだ根付は、きっと特別な一品になると思います。
かぎ針編みを楽しむ方にとって、少しでも楽しみを広げる助けになれば幸いです。
コメント
こんにちは!このレッスンをありがとうございました! 私はこの情報を見つけるために何ヶ月も探しました!