ブライダルローンという結婚式や新婚旅行などにかかる費用を貸してくれるローンで「貯蓄はないけど今すぐ結婚したい」「たくさんの人を呼ぶし盛大な結婚式にしたい」などなどいろんな理由があると思います。
つまり結婚式などのためにローンを組むということです。
なのですがそのリスクについて理解しておくことが重要で、ブライダルローンには様々なデメリットが存在しており、思わぬところで後悔するほどの出来事がやってくる可能性があります。
結婚式場が前払いのみでしか対応していないところもあったりで、ブライダルローンなどの需要もあるとは思います。
ですが一度ブライダルローンを本当に組むかどうかを今一度しっかりと考えて決断してもらえればと思いますので、ブライダルローンをした人の話など、後悔する可能性があるからやめたほうがいいのではないかという点などをいくつか紹介したいと思います。
もしブライダルローンをお考えならぜひとも参考にしてみてください。
支払い総額が大きくなる
まず当たり前と言えば当たり前なのですが、ブライダルローンでお金を借りると使わないのに比べて支払い総額が大きくなります。
高額の借入れや金利の影響により、最終的に返済する総額が想定以上に膨れ上がることがあります。
いくらブライダルローンが普通のカードローンなどと比べれば金利が安いことが多いと言っても、その結婚式場などが提携するブライダルローンなどがある場合などもありますが、例えば7%の金利で300万円を5年で返す計算で組んだ場合、月々の支払が6万円くらいで5年で返し終えたときには返済総額は355万円となり、55万円ほど多く支払うことになります。
5年で55万円ということは1年で11万円増です。
1年で11万の支払いではないです。
毎月6万返済して、それを5年続けてようやく返済なので、毎月1万円近くローンで多く支払っているということです。
結構痛いですよね。
なのでローンの返済が厳しくなるリスクも考えられます。
仕事の収入が変動する場合や予期せぬ支出が発生した場合に、返済期限を守ることが難しくなるかもしれません。
5年の間に何かが起こるかもわかりません。
他のローンを組む際の制約を受けるかも?
ブライダルローンを組んでいる場合、他のローンを組む際に制約を受けることがあります。
例えば新たに赤ちゃんを産んでの子育てや新築の家の購入、家族で乗る新車を買いたくても、新たな融資を受けることが難しくなる可能性があります。
それでもお金が必要だとまたローンを組むとまず生活すら厳しくなる可能性まで出てきます。
会社の同僚が2千万の住宅ローン組んで貯金0で結婚に踏み切ってブライダルローンまで組んで月々返済15万超えで現状かなり厳しいって俺に相談してきたが…個人的には既に詰んでるとしか思えなかったが…とてもそんな事は言えなかった。
— たきおん (@xyowpIanwfqcKWq) October 30, 2023
幸せな生活が借金生活となって、いつもお金のことがチラついて苦しさなどを感じる可能性が出てきます。
保証人がその後どうなるかわからない
そのブライダルローンを受ける際には保証人が必要になるのですが、お互いの両親や兄弟などに保証人になってもらった場合、当然ですがその保証人になった人が今度は新たな融資を受けることが難しくなります。
なので思わぬトラブルを生むことも。
実は1年半前にブライダルローンを組んだ際に
三男に保証人になってもらってるんですその保証人のせいで三男がお金
借りられない(=要は借金返済に回すお金)
助けてもらったんだからお前らが
助けろ、と言うのが義母の主張です保証人になってもらったことは
感謝してるけど三男が自分で散財した結果— Yumi*元同居嫁 (@pinkie_ars) November 12, 2023
ブライダルローンで結婚する2人だけの問題ではないということですね。
これが一番問題で、やめたほうがいいと言われる部分だと思います。
お金の問題なので、お互いにデリケートな部分でありプライベートな部分に触れなければいけなくなりますので人間関係が壊れる可能性もあります。
結婚式としてのイメージが良くない
結婚式費用高いけど
一生に一度だし妥協してはいけない。そう思ってブライダルローン借りてる人って意外と多いんよね。自分もそうやったけど、結婚式終わったあと返済に結構苦労した。
新婚生活のスタートに良くないし、結婚式に対するイメージも良くない…
結論、誰も得していない。
— ゆうた@よめむこカフェ (@yuta_yomemuko) June 15, 2023
結婚式とはやはりみんなに祝福してもらって新たな新生活を新たに夫婦となって進んでいくスタートとなるのに、いきなり貯蓄もなく借金があるというのはかなりイメージが悪いです。
いきなり家計の管理ができない
ブライダルローンを組みたいということはおそらく結婚を急ぎたいというような形が多いと思うのですが、その場合同棲などの期間もあまりなく、お互いの収入などを把握し家計をやりくりするなどの管理をできるとは到底思えないというのも大きいですね。
初めての結婚ならなおさらで、結婚した後の家計をどのように管理していくのかも、したことがなければ難しいのに、ブライダルローンでの借金を返済しながらの生活をどのように送っていけばよいのかというのを想定して生活するのはまず無理です。
どこかで我慢が限界になったり、2人でしたはずの約束を破ったり、雰囲気が悪くなったりしてブライダルローンで結婚式をあげたことすら後悔するというような結果になってしまう可能性だってあります。
最後に
ここまで読んでブライダルローンをどうするか悩んでいるのであれば、今一度しっかりと話し合いをするべきだと思います。
今すぐ結婚したいからブライダルローンを組む前提での話し合いを勢いでしてしまうと必ず後悔します。
ブライダルローンを組むとしても、安い金利や早く返済できるように繰り上げ手数料などもどうなのか調べ、結婚式場や新婚旅行などの節約も考慮し、ローン返済生活も想定して仕事など2人の生活を後悔しないためにしっかりと相談することをおすすめします。