梅毒という病気をみなさんは知っているでしょうか?
今若い子たちの間で流行っているという病気で、過去にないほどの数の感染数が報告されているようです。
梅毒っていうくらいだし梅に関係あるのかと思いましたがどうやら症状の発疹が梅のように見えるからなんだそうです。
そして読み方も「うめどく」ではなく、
「ばいどく」と言います。
男性の患者が多かったみたいですが最近は女性も多く悩まされている病気で、昔は薬もなくそのままにして症状が進んでしまうと死亡するほどの恐ろしい病気だったということです。
初期症状も分かりづらく、
感染力も強いことから最近爆発的に患者数が増えました。
今回その症状どはどういうものなのか、
さらには感染経路など原因をしっかりと把握して予防することで感染を抑えることができますので紹介します。
そして似たような症状が出てもしかして梅毒かもとなったとき検査するにはどうしたらよいかなどもお伝えします。
梅毒の症状は?
まず梅毒に感染した場合どんな症状が出るのかです。
初期症状はとても分かりづらく、
感染から約3週間くらいで痛みのない感染部分のしこりや盛り上がりが出てきます。
そして太ももの付け根部分が腫れたりします。
他にも感染から3ヶ月の間に0.3cm〜3cmの痛みや痒みがないできものみたいなものができて、そして次第に中央がえぐれますがそのうち治ります。
なのでなんだったのかわからないままだと、
自分が梅毒に感染していることがわからないまま次の症状へと進行してしまうんです。
そして梅毒は全身に広がります。
出典:http://www.aids-free.net/sti/syphilis
手のひら・足の裏、他にも体全体にも赤い発疹が出てきます。
ここまで来れば間違いなく自分が梅毒に感染しているとわかります。
ですがその梅毒の症状も半年くらいで次第に
消えますので放置してしまう人もいるようです。
ですがとんでもないことが起きます。
なんと3年後には脳の障害や臓器に腫瘍が発症し最悪死に至る可能性があるんです。
いずれも無痛なので
気付かないという人や大丈夫だろうとほっておく人が多いんです。
なのでもしかしたらと思ったらすぐに検査することをおすすめします。
感染経路を把握して予防しよう
原因としては梅毒のトレポネーマという病原菌が皮膚や粘膜から侵入してくると感染します。
これらの多くの原因は
性行為だと言われています。
ですがその感染力の強さから性行為でなくても、傷口を通じて感染したりもするのでコップを使いまわしているだけでも口元や口の中に傷があれば感染してしまったりする可能性もあります。
梅毒の症状に気付いていなかったりするのがさらに感染数を増やす原因になっていると思います。
なので性行為をしていなくても感染します。
ですがコップの使いまわしで感染したりなどは稀です。
まず気を付けないといけないのは、
粘膜と粘膜が触れ合うことです。
梅毒に感染しないために予防しないといけないことは性交渉では必ずコンドームを着用することです。
していないと30%から40%の確率で感染すると言われています。
3回に1回という恐ろしい感染力です。
なので必ずコンドームを着用しましょう。
他にもディープキスを控えるなど、
傷口や粘膜が触れ合うことを避けることで感染する確率をさらに下げることができます。
さらには感染しているのかどうかをちゃんとお互いで確かめ合うことも予防に繋がります。
梅毒という病気が流行っていることを、
ちゃんとみんなに説明してあげましょう。
それが一番の予防になるのではないでしょうか。
梅毒の検査方法は?
もしかしたら梅毒かもしれないと疑わしい症状が出た場合はすぐに検査をすることをおすすめします。
検査は病院でできます。
泌尿器科、産婦人科、小児科、皮膚科などで検査できますので性病の検査をして欲しいことを告げましょう。
ですが病院だと費用がかかります。
診察代、検査費用、初診料など性病の検査項目を増やしていくと3万円近くかかったりもします。
検査に費用を当然かけたくない人も多いと思います。
その場合は保健所で検査が無料でできますので近くの保健所を調べてみましょう。
注意としては保健所はHIV中心の検査になっているという点だけ注意してください。
他の性病の検査を考えるなら費用はかかりますが病院の方がいいと思います。
そしてさらに病院に行く時間もないし梅毒だけの検査をすぐに家で行う方法はないのかという人もいると思います。
そんな人には梅毒の検査キットがおすすめです。
家で簡単に検査することができて値段も安いです。
梅毒検査キットについてまとめているサイトがありましたので紹介します。
購入した検査キットで採決し、採決したものを送って結果を見るというものです。
梅毒の早期発見に役立ちます。
最後に
いかがだったでしょうか?
梅毒というのは恐ろしく感染力が高い病気で症状などもわかりづらいです。
なのでそれを予防し周りの人にも周知させていくことが大事なんだと思います。
さらには心配ならやはり検査をすることをおすすめします。
愛する人を守るためにも必要なことです。
梅毒についてでした。