理科の実験でアルコールランプ消える「危ないから」 消える定番

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理科の実験でよく使われていたはずのアルコールランプが現在の教育では使われなくなっているというのです。
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ちなみに現在代わりに使われているというのが実験用コンロやガスバーナーが一般的になったようです。

なぜアルコールランプが使われなくなったのか

なぜアルコールランプが使われなくなったのかというと「注意点が多いから」「危ないから」「取扱いが難しいから」という意見があったからのようで、他にも様々あったようです。

【危険の理由】
・生徒たちが実験机から誤って落としてしまう可能性が高く危ない
・アルコールが少なくなるとランプ中でアルコールが気化し、爆発する可能性がある
・別の火の付いたアルコールランプでアルコールランプに着火しようとすると液が傾いていって芯の近くまで燃え上がる可能性があり危険

実際にやけどや火事などが発生したこともあったということらしく、その可能性を未然に無くそうということで現在ではアルコールランプは使用しない学校が増えていったということです。

アルコールランプと言えば理科の実験で使うのは定番で当たり前のもので、マッチで火を付けるという経験とその付けた火を横から蓋を被せることで消えるというドキドキ感もある道具なんですが現在の実験用コンロやガスバーナーでは味わうことができなっており、理科を本当に学べているのかというのも話題になっているようです。

他にも消える昔の学校の定番

他にもチョークやライン引きとして定番だった白い粉の消石灰なども学校からは消えて行っているというのです。

チョークを使わずに何を使う?

現在はチョークを使わないでホワイトボードや電子黒板を使う学校が増えているようです。
学校の定番となるチョークでカツカツという音を鳴らしながら黒板に書いたり、黒板消しで拭いてその汚れを落とすためにパンパンと窓の外で叩く光景ももう見られないということですね。

消石灰は2007年に完全に使用禁止が決定

文部科学省は2007年に学校での使用を完全に禁止しました。
目に入ったり皮膚に付着すると健康被害が引き起こされる可能性があるためだということで、現在では安全性の高い卵やホタテの殻を使ったパウダーが使われているらしいです。
校庭も人工芝が増えてきたりと必須だったはずの学校の定番であるライン引きがなくなってきているようです。

最後に

昔では当たり前であったはずの学校の定番がどんどん失われてきており、感じ方も大きく変わってきているだけではなく学ぶことも少なくなってきているのではないかというように感じました。
安全性を考慮するというのは仕方がないことですがそれ以上に子供たちが学ぶことが多くなるように知識の向上や成長の手助けになることをもっと考えていってほしいと思いました。
今後はそのようなことが話題になるといいですね。

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