ヒルという漫画を初めて読んだのですが引き込まれるような内容でハマりましたね。
住んでいる人が不在のときに入り込んで住んでいく少女の姿がいきなり描かれているのですが、できるようでいないというかいないようでいるかもと思わせられるような内容がこの漫画には描かれています。
ちょっとだけ読んだという人は続きが気になっているのではないかと思いますので、今回は1巻のあらすじのネタバレを簡単に紹介したいと思いますので良ければみていってください。
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ヒル1巻のあらすじネタバレ
それではヒル1巻のあらすじのネタバレです。
出典:https://comic.k-manga.jp/title/33781/pv
佐倉葉子は通勤ラッシュの時間帯の中で、OLさんがアパートから出ていくのを待っていました。
それを見計らって合鍵で部屋の中に入ります。
お風呂に入り、OLさんが使っている化粧品をチェックし、テレビを点けて牛乳を飲みます。
そしてふとCDを作ろうと思って同じアパートの違う部屋へ合鍵でまた入ってパソコンでCDを作成。
驚いたことに同じアパートの他の部屋の合鍵を持っていて、住人がいない間に渡り歩いているのでした。
CDを作成していると、そこへ女性が入ってきます。
そこに住んでいるイケメンさんの彼女だと思われる人でしたが、ドア越しに隠れてやり過ごします。
前の彼女とは違うみたいなのでまた調べておかないといけません。
しかたなくOLさんの部屋に戻り8時間寝ようと目覚まし時計をセットして横になると、誰かの気配がして目を覚まします。
鳴っている目覚まし時計を止めると腕に字が書いてあり、
「君もヒルなんだねサクラさん」
と自分を知っている人が部屋に入ってきたことに驚きますが、ヒルとは何のことなのかわからずとりあえず部屋を出ます。
カフェで誰なのか考えていると後ろから声を掛けられます。
それは中学のとき自殺したはずの同級生の月沼マコトでした。
ヒルとは何かと聞くと、
「不在の家を渡り歩いて他人の物で生活する」
佐倉葉子は天然のヒルだと言うのです。
なのですがそのままだと殺されるよと警告されます。
同級生サービスでヒルの仕方を教えてやろうかと言われるのですが、信用できなかったので中一のときの担任のニックネームと学生時代にやっていたクラブを聞くのですが知らないと言われたのでそのままそこを逃げます。
佐倉葉子は7本の合鍵を持っていて、2ヵ月前に父親から逃げ出して彼氏の元へ行ったのですが3日前にケンカしたままでした。
合鍵で久しぶりに彼氏の部屋に行くと、彼氏がなんと他の女性を連れて帰ってきてしまい慌てていつもの癖で隠れてしまいます。
その新しい彼女とイチャイチャし出す中、ずっと隠れていてそしていなくなってからテレビをつけると夜行バスは事故にあっていて自分が死亡したというニュースが流れていました。
それが2ヵ月前の話です。
彼氏の家でまたヒルの活動をしていると、驚いたことに同じヒルと思われる男が入ってきます。
急いで隠れると、なぜか一度立ち止まり冷蔵庫をノックします。
ですがそのままそこで過ごし始め、終わると出ていくので佐倉葉子もヒルのことを何か知れないかと後を追います。
男は他のアパートにビールを取りに行きながら最後は中学校に行きます。
倉庫に入ったっぽいので扉を開けてみようかと思うのですが、やっぱりやめておこうとそこから立ち去ろうとするとヒルの男が曲がり角に隠れていて頭と足を殴られて捕まってしまいます。
家の合鍵を出せと言われて、言われた通りに出すのですが殺すと言われてしまいます。
そっちもそのつもりだったんだろうと言われて、実はヒル同士がお互いに干渉することはそういう意味を持っていたことを佐倉葉子は知りませんでした。
なんとか逃げ出したいと殺すならゲームをしようと言い出すと男も乗ってきます。
尻ポケットにGPSを入れられ、ケガした足で目をつぶって10秒後に死の鬼ごっこがスタートします。
もうダメだと思ったのですが、同級生の月沼マコトがいてナイフを渡してくるのでした。
ですが結局ナイフで男を刺すことができず、お互いもうやめようと提案し逃げるのですが男は結局油断した佐倉葉子を襲ってきます。
「やっぱお前には渡さない消えろ」
月沼マコトが後ろから男の背中を刺し、さらに耳を削いで男を追い返しました。
そしていきなり佐倉葉子にキスをして、足を消毒した方が良いと言い出します。
信用できなかったのですが、担任のニックネームと学生時代のクラブを言い当てたのでとりあえず信用します。
月沼マコトからヒルについてのルールなどを聞き、誰か他にヒルがいると思ったらノックして、逆にいたらノックして返事すれば静かに帰っただろうという話やヒル同士がお互いに干渉しないのがマナーだということなどを聞き、自分が殺されそうになったのもしかたないなと理解します。
月沼マコトは中一のときにイジメられていましたが佐倉葉子と1度だけ接点がありました。
なのでヒルには向いていないと言い、逃がすのですが「ちゃんと殺して」と同じヒルと思われる女性に後で言われるのでした。
果たして佐倉葉子はこれからどうするのか、月沼マコトは佐倉葉子を殺すのか、ここまでが漫画ヒル1巻のネタバレです。
ヒル1巻の感想
社会において人と人とは信用の上で成り立っていて、何が起きても不思議じゃないしどんな異常者であろうと近くにいてもわからないということを描いていてとても斬新というか気になる話だなと思いました。
ヒルという存在もいても不思議じゃないですし、実際にいるのではないかと思わせられる内容でした。
買っておいたはずなのにないなぁなんてことはよくありますよね。
人の気配なんているはずがないと思っていたらまず気付きません。
そんな中に潜むヒルという存在に天然でなった主人公がどうしていくのか気になります。
続きが楽しみですね。
最後に
ヒルという漫画にたまたま出会ったのですが、こういう自分にはないというかありえない世界というのはなぜか気になってしまうというか魅力を感じてしまいますよね。
というか続きが気になって仕方ないです。
2巻のネタバレ感想も書いていくつもりですので良かったら見てくださいね。
もう読んだという人は感想をコメントなどでどのように感じたのかなど教えてもらえると嬉しいです。