アメリカ南部のネバダ州には、「エリア51」と呼ばれる謎の地域があります。
近くにはネリス試験訓練場があり、そこでは近年まで核実験も行われていました。
つい最近まではその存在さえ公表されず、写真の撮影も許可されないという米軍の最高機密であり、謎のベールに包まれた極秘地帯なのですが真実はどうなのか明かされていません。
しかもそのエリア51については、エイリアンがとらわれていたとか、ロズウェル事件(後述)と関係があるとか、UFOを見かけたという噂が多く流れています。
今回は、エイリアンは本当にここにいたのか、又UFOはそのエイリアンに関係があるのかなど、エリア51にまつわる話など真実は何なのかを考察してみたいと思います。
エリア51の謎や真実は?エイリアンは本当にここにいたのか?
エリア51のエイリアンについては、航空宇宙科学者ボイド・ブッシュマン氏が有名で、彼は宇宙人の写真を公開し「宇宙人は実在する」と証言したそうです。
ボイド・ブッシュマン氏はロッキード・マーティン社のエンジニアであり、世界的な宇宙航空科学者と言われています。
そのような人物がエイリアン実在説を主張するには、それなりの根拠があるようです。
ブッシュマン氏の話によると、これまで数多くの宇宙人が地球を訪れており、その中には地球人を装って地球で生活している宇宙人もいるそうです。
これらの宇宙人は地球から68光年離れた、「Quintumnia(クイントニア)」という謎の惑星から12メートルほどの大きさのUFOに乗って地球へやってきたと、彼は言っています。
そしてその着陸場所がこの「エリア51」だというわけです。
そしてそのエイリアンの写真もあります。
それが真実だと彼は言うのです。
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ですがあまりにも話が飛躍しすぎていて、ついて行けません。
なにやらアダムスキの本でも読んでいるような、感覚に襲われますね。
アダムスキは60年程前に、空とぶ円盤(当時はUFOではなくこのように呼ばれていました)の実見記を書いた人で、当時は大きな話題になりました。
そして死後に発見した遺書によると、「あれは小説として書いたのだが、出版社には実話として書けといわれ、やむなく実話とした。」とあります。
つまりはフィクションだったわけで真実ではなかったのです。
このボイド・ブッシュマン氏の話も、どうもそれに近い内容のような気もしますが・・・
さらにこのエイリアンは「グレイ」だという説もあります。
このグレイの特徴は、小柄な人間ほどの背丈で肌はグレイ、それに大きな黒い目をしています。
その肌色から「グレイ」という名前がつけられたようです。
そして似たような体型と特徴の宇宙人は、ひとくくりに「グレイ」と呼ばれています。
それはまあいいのですが、その「グレイ」とこのエリア51との関連性がよくわからず謎です。
なぜエリア51にいる(とされている)宇宙人はグレイなのか、それは写真があるからでしょうか?
しかしその写真には「そこがエリア51である」という証拠は何もありません。
それどころかその写真さえ、真実のものであるかは検証されていないのです。
もう一つ、エイリアンとUFOについては「ロズウェル事件」という、この種のマニアの間では有名な事件がありました。
ロズウェル事件というのは、1947年7月アメリカのニューメキシコ州ロズウェル付近で、米軍によって墜落したUFOが回収されたという事件です。
この事件の真偽は未だ謎に包まれたままですが、その際に撮影されたとされる写真なども、幾つか公開されています。
この手のとんでも説に出て来る写真類は、いずれも見るからに怪しげなものがほとんどです。
怪しいものの写真だから怪しいと言えばそれまでですが、真偽の程はわからないので真実はわかりません。
しかも何故エリア51とロズウェル事件が関係あるのか、その論理的な説明はまるでありません。
エイリアンとUFOの話題だから、エリア51とロズウェル事件は関係しているというのでは、説明にはなりませんよね。
最後にヒラリー・クリントン氏の夫であり、アメリカ大統領だったビル・クリントン氏の話です。
クリントン氏は実際に内部を視察したそうですが、後に「エイリアンはいなかった」と話していたそうです。
謎は深まるばかりですね。
エリア51の謎!UFOは本当に存在し回収されたのか?
続いてエリア51の謎として残るUFOやエイリアンについてさらに説明します。
このエリア51でUFOに関わる話としては、米軍は捉えたエイリアンと共同してUFOを開発していたというものが有名です。
これもブッシュマン氏の話によるものなのですが、ブッシュマン氏によると、エイリアンは2種類あり、「家畜の世話をするカウボーイタイプ」と「牛泥棒タイプ」とがあるとのことです。
そしてカウボーイタイプは地球人に対して友好的であり、このカウボーイタイプとUFOの共同開発を行ったというわけなのです。
当然これに対する反論も非常に多く、「おじいちゃん、大丈夫?」とブッシュマン氏の精神面を案じる声さえあったそうです。
そしてUFOを研究した成果として、新型機にその技術が採用されているという説もあります。
米軍はF25を始めとする数々の高性能航空機を開発してきましたが、制式機以外にもオーロラ・マンタ・バザーなど試作機も数多く試作しております。
これらの試作機にUFOの技術が転用されたということなのですが、これらの試作機のどこにその技術が転用されたのか、詳細はわかりません。
宇宙人の技術は、恒星間飛行を可能にするような超越的技術とされています。
その技術を転用した新型機にしては、かなり常識的な性能しか持っていなさそうな感がありますが、どうなのでしょうか?
もう一つ、エイリアンに関してはその映像が数多く公開されていますが、このエイリアンの超越的技術に関する映像はほとんど見あたりません。
エイリアンの写真があるのに、何故UFOの機体の写真がないのか、それはUFOの超越的技術の映像による再現が技術的に困難だったためではないでしょうか?
つまり「難しくて作れなかった」というのが私の考察です。
まとめ
というわけで、エリア51の真実について、エイリアンやUFOの謎などを見てきました。
その考察の結果は上記のようなものですが、話の真偽や真実はともかくとして、この主の話題はわくわくドキドキとして中々楽しいものですね。
楽しみなのは、ヒラリー・クリントン氏がもしアメリカ大統領になったならば、このエリア51にまつわる謎も一挙に解き明かされ公開されるのではないかという期待があります。
そこで真実が明かされる可能性もありますね。
それを期待しつつ、この記事を終わります。
⇒エリア51の場所についてなどはこちら