クラシックの演奏形態や編成の意味や分け方ってあるの?

クラシック音楽の説明文や曲名には独特の言葉や聞いたことのない専門用語があって意味がいまいち分からないという人は多いと思います。

中学生の宿題かなんかでは演奏形態や編成を調べてこいなんて言われるそうです。

ひとつの曲の説明なのに
「この曲は弦楽器や管楽器や打楽器もいて大規模な“編成”です」
「この曲の“演奏形態”はオーケストラです」
「この曲は“協奏曲”です」

などひとつの言葉ではなく、いろいろな言葉で説明されていたりします。

音楽の宿題が出たりして、先生にどういうことなのか教えて欲しいと聞いても曖昧な返事をされてしまったという人も多いんじゃないでしょうか?

今日はそんな謎が多いクラシックの演奏形態や編成について意味や分け方についてちょっと紹介したいと思います。

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まず演奏形態とは

まず「演奏形態」とは「その曲を演奏しているメンバー」のことを指しています。

いわゆるバンドメンバーです。
SEKAI NO OWARIのバンドメンバーはボーカル1人 ピアノ1人 ギター1人 DJ1人のバンドですよね。

ということでSEKAI NO OWARIの演奏形態はボーカル1人 ピアノ1人 ギター1人 DJ1人です。

クラシックで見ていくとピアノを一人で弾いている人がいます。

その人の演奏形態は一人なので「ピアノ1人」。

バイオリン2人とフルート2人とピアノ1人で演奏していたとします。
この場合の演奏形態は「バイオリン2人とフルート2人とピアノ1人」。

というのが演奏形態ということになりますね。

ややこしい演奏形態と編成の意味について

演奏形態は、「ピアノ1人」のように楽器と人数で表現する場合と特別な名前で表現する場合があります。

その特別な名前とは、たった2つの特定の演奏形態にのみついています。

特別な名前一つ目「オーケストラ」
必ず管楽器と弦楽器と打楽器がいます。
全体の人数は30人~100人。
そしてそれぞれの楽器が一人ではなく数名いてその人数で同じ音を演奏しています。

特別な名前二つ目「室内楽」
いつも管楽器と弦楽器と打楽器がいるわけではなく、場合による。
全体の人数は2~9人。
必ず同じ音を演奏することはなく、みんなそれぞれの別の音を演奏しています。

この2つです。
なので演奏形態の説明で書いた
バイオリン2人 フルート2人 ピアノ1人は合計5人なので、室内楽ということになります。

オーケストラと室内楽の違いの見極めポイント

上の説明で、オーケストラと室内楽の違いは人数の違いしか理解できないと思ったかもしれません。

ですがそれで正解です。
人数で見分けてください。

そしてこの人数はクラシック用語で言うと
編成」という言葉になります。

大勢いたら大編成。
少人数だったら小編成。
10人いたら10人編成。
29人いたら29人編成と呼べばいいです。

室内楽を小編成と呼んでもいいし、実際に演奏している人数、例えば5人で演奏していたら5人編成と呼んでもいいです。

ここにとくに決まりはありませんし、宿題でも問題なくそう書いて良いと思います。

演奏形態による曲の種類

そしてそれぞれの演奏形態によって、演奏する曲の名前が変わります。

その種類は大きく分けて4つです。

「交響曲」
これはオーケストラで演奏されます。
理由はこの曲を演奏するにはたくさんの楽器が必要なので、大編成であるオーケストラが演奏します。

「協奏曲」
これはオーケストラにソロが一人加わった曲です。
オーケストラが伴奏役を担い、一人がソロでメロディーを演奏する。
人数比としてはオーケストラ100人対ソロ1人だったりします。
100人が1人の演奏に「協」力しているという感じを想像してください。

「室内楽曲」
これは名前の通り室内楽で演奏されます。
室内楽とは先ほども言いましたが、楽器の限定はないので、曲によって演奏する楽器は変わります。
しかし室内楽が演奏するので、人数は必ず小編成で2~9人編成になります。

「独奏曲」
これは絶対に一人で演奏されます。

以上の4つになります。

そして辛いことに、ここからがクラシック音楽のややこしさを本領発揮する場面なのです。

なんとこれら4つの曲はさらに細分化されています。
例えば独奏曲を細分化すると、夜想曲、練習曲などに枝分かれします。

「ショパン作曲 夜想曲作品9-2」という曲があります。
これは「独奏曲」とはどこにも書いていませんよね。

でも夜想曲というのは、独奏曲を細分化したものの名前なので、「夜想曲」という単語により、この曲は独奏曲だ、ということが分かるのです。

こんな風に細分化されたものの曲名はパッと思いつくだけでも20近くあります。

きちんと細分化していくと50くらいに分けられそうです。

頭が痛くなってきますね。

そうしてクラシックの演奏形態の曲の種類はどんどん細かく分けられていってそれぞれ違っていくのです。

最後に

演奏形態とは「その曲を演奏しているメンバー」
編成とは「メンバーの人数」
演奏形態によって曲名は分けられていて、交響曲・協奏曲・室内楽曲・独奏曲がある。

という大きな3つのポイントを理解していればクラシック音楽の基本的な部分はOKです。

この基本をおさえておけば、音楽の宿題で演奏形態や編成を調べてこいと言われても問題ないと思います。

クラシックも昔と今で大きく変わり、そして演奏形態なんて言葉もどうやって生まれたのかもよくわかりません。

私は宿題でクラシックの演奏形態を調べてこいと言われていると聞いてちょっとびっくりしました。

クラシックについては様々な分けられ方があり、なおかつ決まっていることがないので曖昧なことが多いんですよね。

なので基本的なポイントだけをしっかりと抑えていくようにしましょう。

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