金正男暗殺した犯人の女が使った神経剤VXとは?判決はいつ?

スポンサーリンク




金正男氏を暗殺した犯人の女性2人が使った薬剤は神経剤VXというものだということがわかりました。

実際に金正男氏がどのようにして暗殺されたのか、犯人の女性2人も犯行を否認していましたので私もよくわかっていませんでしたが今日ニュースで新たにカフェで犯行の確認や女性の1人が薬品がついた手に触れないようにしながらトイレに向かう姿などが監視カメラに映されていた映像が公開されました。

これで金正男氏を暗殺したのは確定的ですし、判決もいつ出るのかなども気になるところですよね。

そんな犯人の女性2人が使った神経剤VXとはどんなものだったのでしょうか?

空港で大胆な行動を取っての暗殺にも驚きなのですが、犯行に使われたその神経剤VXというのも気になりましたのでちょっとし食べてみました。

金正男暗殺に使われた神経剤VXとは?

犯行の手口は簡単でした。

犯人の女性が薬品がたっぷり付着した手を金正男氏の顔に塗るだけです。

当然金正男氏も何をされたかわからずすぐに警備員に申し出て避難しようとしたのですが、すぐに足がおぼつかなくなり、ついには倒れてしまいます。

そのまま担架で運ばれたのですがそのまま命を落としてしまい暗殺が成立しました。
出典:http://www.asagei.com/excerpt/75640

本当は生きているのではないかなど憶測はありますが、顔に薬品を塗られただけで死に至ってしまうという神経剤VXとはどんな毒なのでしょうか?

なにせ2人で金正男氏の顔に塗っただけという約3秒の犯行でした。

これで人が死んでしまうなんて本当に恐ろしい毒ですよね。

そんな神経剤VXとは、
人の神経伝達機能に障害を与える化学兵器用の有機リン系神経剤のことでした。

簡単に人を死んでしまうほどの恐ろしい兵器用の薬品ということですね。

三塩化リンやエタノールなどでエステル交換反応を起こした際に出るのがVXガスで、毒を示す「Venom(ベノム)」に、かつてない未知の物質という意味を込めた「X」でVXガスと命名されたということです。

当然ですが日本では化学兵器禁止条約で開発や生産と使用が禁止されています。

前に無差別殺傷テロ事件を起こしたオウム真理教がこの神経剤VXと同じような毒を使用したとも言われています。

そのテロ事件を振り返れば、この薬品がどれだけ恐ろしいものかがわかりますよね。

ガスと言われていますが液体のような形状をしており、そして毒としては致死率が高く毒性は化学物質の中でも最も高いとも言われており、たった5秒の犯行で金正男氏も亡くなってしまったというわけです。

科学反応を起こして煙を吸ったというわけではなく、単に顔に塗られたことで皮膚が吸収して神経に作用したということです。

皮膚に付着するとなかなか洗い流せず、解毒には科学洗浄が必要だということです。

そして無味無臭なので暗殺によく用いられるということです。

金正男氏も何をされたのかわからなかったでしょうね。

金正男暗殺の判決はいつ出る?

そして犯行がカメラに収められていて、金正男氏を暗殺した女性2人以外にも2人関与している人物が逮捕されました。

新たに犯行前の犯人たちの映像が監視カメラなどでも残っていて、それが証拠になりそうです。

何度見ても恐ろしいほどの一瞬の犯行。

犯人の一人はカフェで犯行のシミュレーションをしている姿が監視カメラに残されていて、もう一人の顔に薬品を塗った女性は犯行後に手を上に向けながらトイレに駆け込み、出てきた後は何事もなかったかのように歩いていました。

犯罪を否定していましたがもう言い逃れはできません。

判決がいつ出るかについてですが、年内には判決が下るということです。

犯人の女性2人は国際的陰謀の犠牲者などとも言われており謎が多いですが、どのような判決になるのか気になるところです。

最後に

金正男氏が暗殺された際に使われた薬品は神経剤VXという化学兵器で、人類が発明した毒の中でも最も毒性の強いものだということです。

皮膚から吸収してそのまま神経まで届くということで、しかも皮膚に触れたら洗い流せないほどというから驚きです。

犯人の女性も手に気を付けていたのはそれぞれの薬品を両手に別々で付けていて合わさったら大変だからということでしょうか。

堂々と走るでもなく早足でどこかにいく姿にゾッとしました。

この神経剤VXという毒で今後また事件が起きないことを祈るしかありませんね。

スポンサーリンク




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする