子供の受動喫煙を防ぐために自宅禁煙を努力義務とすることが東京都議会の厚生委員会によって可決されましたね。
努力義務ということで法律とは違うということになるのですが、どこまでが義務なのかが気になるという人も多いと思います。
子供の前では極力タバコを吸わないようにしてあげることで受動喫煙をなくしてあげたいのですが、自宅のどこで吸えばいいのかと自宅喫煙所がなくて困っているお父さんお母さんも多いようです。
家の前でドアに背中を預けながら煙草を吸っている人を良く見かけるようになりましたよね。
何をしているんだろうと当初は思っていたのですが、ただ単に気軽にタバコが吸える場所がないので外で吸っていたんですね。
子供の前では吸わないようにするということで、家のどこで吸えばいいのか?とそりゃなりますよね。
そして自宅禁煙の努力義務と言っても努力義務がどんなものなのかや、それを守らないと罰則金などが発生する可能性があるのかについても気になると思いますので紹介したいと思います。
自宅禁煙の努力義務について
まず今回可決された自宅禁煙の努力義務についてです。
なにがどこまで努力義務なのかを今回ちょっと紹介したいと思います。
条例案では子供がいる自宅や自動車の中などでの禁煙を努力義務とすると決定しました。
当初は自動車内で「喫煙をしてはならない」という話になっていましたが反対意見などもあり、努力義務という形に落ち着いたようです。
そして親としては、受動喫煙を防ぐ措置のない施設に子供を立ち入れないようにすることも努力義務として含まれており、子供の管理に関しても努力義務が課せられました。
そもそも努力義務とは、
日本の法制上「〜するよう努めなければならない」などと規定され、守るかどうかは当事者の任意の協力にのみ左右されるという義務のことですね。
それには当然ですが、本人ができているかどうかを判断するため、罰則金などはありません。
誰かが見ていて努力義務を果たしていないと判断して通報ということも当然ありませんし、しても罰則にはなりません。
ですが今後法律で特定の場所での禁煙が制定された場合、罰則がかせられて罰則金を払わないといけなくなる可能性は十分にあります。
今後の喫煙に関しての法律を気にしていきましょう。
自宅喫煙所はどこがいいの?
それでは自宅禁煙が努力義務になったとのなら、どこでタバコを吸えばいいのでしょうか?
先ほども言いましたが、
家の前でタバコを吸うちょっとの時間だけ外に出るという人は多いようですね。
ですがこれから寒くなりますし、タバコを吸いたいけど寒い思いまでして外で吸うのもどうかと葛藤が始まりそうですね(笑)
ですので自宅喫煙所を設けようとしている人は意外と多いです。
自宅喫煙所として自宅喫煙ルームを作るんです。
ようはタバコの煙が子供たちに届かなかればいいというわけです。
なのでよく喫煙所などでありますが扉を開けて鏡張りの部屋ってありますよね。
それを作ってしまおうというわけです。
出典:http://gigazine.net/news/20100509_jra_derby_room/
わざわざ外に行ったり、部屋を変えたりして子供たちと距離を隔ててしまうのではなく煙が行かないようにガラスや透明なカーテンなどで覆って同じ部屋でも分煙ができるように工夫すればそこが自宅喫煙所となるわけです。
タバコを吸いながら子供たちを見ていたり、話すことだってできます。
タバコの煙を吸ってくれるような台所用換気扇なども付けれたらいいですね。
ベランダに自宅喫煙所ルームを作ったという人もいます。
出典:https://ameblo.jp/jitsuhara-hiroyuki/entry-12107117390.html
そうした工夫で自宅でも喫煙所を作ることが可能だと思いますので、ぜひ自宅喫煙所を自分で作ってみましょう♪
最後に
自宅禁煙の努力義務が可決され、今後もさらに分煙や禁煙が叫ばれていくと思います。
今回は努力義務で罰則金などもありませんが、今後深刻化して義務や法律となって罰則となることも十分に考えられますので情報をチェックしていきましょう。
そして子供のためですので自宅や車の中での喫煙はなるべく避けて、タバコを吸うにしても子供たちは親の背中を見て育つのですから教育のためにも自宅禁煙は考慮していきたいところですね。
自宅喫煙所も考えて作ってみてはどうかと思います。