火ノ丸相撲107話です。
火ノ丸なしでどうにか金沢北高を退けたダチ高はそのまま次の戦いに進み、そして帰ってきた火ノ丸を向かい入れてさらに士気を上げて勝利します。
このまま順調に勝っていければ良いのですが、果たしてすんなり火ノ丸が勝利したい天王寺のいるところまでいけるのでしょうか?
ここではあらすじをネタバレで書いていきます。
ネタバレが嫌いだという人はご注意ください。
感想なども書いていますので良ければ読んでいってください。
火ノ丸相撲107話「三ツ橋蛍の相撲」。
さっそく行ってみましょう。
火ノ丸相撲107話のあらすじやネタバレ
昨日の一、二回戦とは違いたとえすでに3勝して勝利が決定してしまっても、三回戦は5戦すべてが行われることになっていました。
なのですでに中堅の火ノ丸が勝って勝利を決めていましたが、その後に國崎、そして最後に大将として全国デビューの三ツ橋蛍も戦います。
県予選と比べればだいぶ筋肉もついてきた三ツ橋。
ですが全国レベルではどう考えても手も足も出ません。
すでに変化のことも予選を研究されていて、開始直後の横への変化もバレていました。
これでは虚を突くこともできません。
結局三ツ橋は変化も使わず真向勝負して負けます。
そうした変化を武器とする力士は蔑まれます。
ましてや三ツ橋にとっては味方周りのレベルだけは高くても自身は全くと言っていいほどレベルが低いです。
そうした選手は好奇の目や哀れみの目を向けられるので、それに三ツ橋が耐えられるのかも心配でした。
ですが三ツ橋の表情に迷いはありませんでした。
”変化”で勝つ。
それに迷いはありませんでした。
三ツ橋は変化で勝ったとしても火ノ丸の真っ向勝負の相撲の勝利を汚してしまうんじゃないかと不安もありましたが、火ノ丸からその変化には勝つためにひたすら磨いてきた魂がこもっているから胸を張れと言ってもらいました。
ほめられても嬉しいものじゃない。
本来望んでいたものとは違う形。
会場を敵に回すかもしれない。
それ以上に火ノ丸の想像を超えて嫌われてしまうかもしれない。
それでも三ツ橋は火ノ丸とは真逆の道を全力で行くことを決意しました。
そしてようやく次は絶対王者の鳥取白楼が登場します。
ここまでが火ノ丸相撲107話のあらすじのネタバレです。
火ノ丸相撲107話の感想
三ツ橋蛍はただの数合わせではなく、一人の力士として短いながらも一生懸命練習してきたんだという確認の回ですね。
そして三ツ橋自身も自分が火ノ丸のために勝ってみせるとこの全国大会での大一番で力を見せるという伏線にもなっていると思います。
三ツ橋はなぜ相撲部に入ったのか微妙に分からないという部分がなんとなくありましたが、いくつか話が出てきて、そして改めて火ノ丸とは真逆の相撲で勝つことを決意し、そしてその決意も固く人間としても成長しているという姿が描かれているように感じました。
筆者にとってもこの三ツ橋の変化は、相撲好きの期待を良い形で裏切りたいという目論見があるんじゃないのかと思います。
火ノ丸相撲はそれぞれ一人一人のエピソードも面白いので好きです。
これからどんな戦いでどんな思いが描かれていくのかに期待です。
火ノ丸相撲107話の感想でした。
最後に
火ノ丸たちダチ高の一員として、ただの数合わせではなく一人の戦力として勝利のために変化で勝つことを決意した三ツ橋の目に迷いはありませんでした。
ですが明らかに実力不足の三ツ橋がこれからこの全国大会の舞台で勝利することなどあるのでしょうか?
続きを楽しみにしましょう。