火ノ丸相撲103話です。
火ノ丸がいないダチ高ですが早くも2連勝と勝ちにあと一勝まで迫ったところで出てきたのは国宝の日景ということで、相手をするのは当然國崎です。
そのセンスで國崎は国宝をも呑んでしまうのかが気になるところです。
ここではあらすじをネタバレで書いていきます。
ネタバレが嫌いだという人はご注意ください。
感想なども書いていますので良ければ読んでいってください。
火ノ丸相撲103話「大典太光世と國崎千比路②」。
さっそく行ってみましょう。
火ノ丸相撲103話のあらすじやネタバレ
ついにその鋭い観察力で日景の突きをかいくぐって國崎は懐に潜り込みます。
そして廻しを取って優位な形を築きます。
なんとか日景もその長いリーチで肩越しに上手から廻しを取りますが苦しい形です。
これはどう考えても日景はそれほど組んで強いという印象もありませんし、下から廻しを取った國崎が有利なのは間違いないです。
日景はまた見ている人たちに笑われているんだろうなと感じます。
ですが兄と組み合った経験から自分自身が折れずにブレていなければいいんだということを感じていました。
日景は駿海さんから言われてその通りに大関の兄と100番勝負をしていたのです。
日景は途中で横綱を諦めた兄を倒す気なんて起きないと、意味がないしやめると言い出しますが兄は実は横綱相手に心が折れているわけでもなく、横綱を目指すのを諦めたわけでもなかったのでした。
日景は居心地が良いからずっと相撲を続けているだけだと思っていたのですが、久しぶりに兄が横綱と勝負する名古屋場所に行くと周りは日景と同じように兄はどうせ負けるんだし期待していないというような悪口ばかりで溢れていました。
それでも兄はずっと横綱との実力差が詰まっている手ごたえもあると、ずっと勝つことを諦めていなかったのです。
そう見えたのは日景自身が天王寺に絶対勝てないと感じて、兄が横綱に勝てないことと重ねて目を逸らし続けていたからだったのです。
兄は相撲が好きだと、そして横綱を諦めてもいないと改めて日景に教えてくれました。
日景は兄の心の強さに気付きます。
そして兄を改めて尊敬し、兄のような力士を目指すことを決意します。
たとえ2連敗で後がなかろうが勝つのは俺たちだと日景は上手から國崎を持ち上げて、さらに至近距離からの突きを決めて劣勢を跳ね除けます。
持って生まれた肉体、積み上げた技術、張り詰める意地も一流だと國崎はそれを全部倒して自分の限界を超えるんだと勝つことに燃えます。
心も強くなった日景に果たして國崎は勝てるのでしょうか?
ここまでが火ノ丸相撲103話のあらすじのネタバレです。
火ノ丸相撲103話の感想
やはり日景も成長しているんだというパートになりましたね。
この漫画は敵も味方もみんな成長している青春漫画なので当然ですが、本当に面白いですね。
テーマが相撲というだけであまり人気がないという話を聞きますが、ここまで迫力があって高校生たちが上を目指して強くそして成長しようとしている姿を描く漫画は最近そうそうないのでぜひ人気になって欲しいですね。
10巻も発売ということで、そろそろアニメ化が見えてきたと感じます。
単行本の売れ行きがあまり良くないということなので、アニメ化で一気に人気になって欲しいのでアニメ化の朗報に期待ですね。
ここからは國崎と日景の意地のぶつかり合いという感じになると思いますので楽しみです。
火ノ丸相撲103話の感想でした。
最後に
國崎のセンスの良さと成長しているところもわかりましたが、同じように日景も火ノ丸との出会いは兄への誤解を解いて成長しているという姿が見られました。
ここからは國崎と日景がどちらが強いのかという純粋な強さの勝負になると思いますので、果たしてどちらが勝つのかどんな勝負になるのか見守りましょう。
火ノ丸相撲103話のネタバレでした。