ものの歩27話です。
26話を振り返ると、
勝ち負けなんてどうでも良いという百合峰に対して、藤川は勝利に意味があるんだと自分だけの勝負ではないことを宣言します。
そして信歩も絶対にプロになれないと言われますが、諦めたらなれないのだけはわかると反論します。
⇒ものの歩26話のあらすじやネタバレは?読んだ感想も
そして藤川と信歩はこの勝負に勝って、
2人で奨励会を目指すことを誓いました。
ここではあらすじをネタバレで書いていきます。
ネタバレが嫌いだという人はご注意ください。
感想なども書いていますので良ければ読んでいってください。
ものの歩27話「非常識な将棋」。
さっそく行ってみましょう。
ものの歩27話のあらすじやネタバレ
「君は絶対にプロになれない」と言われた信歩ですが、絶対に倒すという思いで対局に臨みます。
信歩の相手は、
将和高校の主将の仙國元春。
去年の個人戦覇者だった男です。
そして「手は抜くなよ」と言われた百合峰も、
今日は本気で指したい気分なんだと藤川に対して本気で指すことを宣言します。
そして対局が始まります。
信歩は当然矢倉です。
それはこの決勝戦でも変わりません。
その矢倉に対して仙國は最も相性の良い「振り飛車穴熊」を選びました。
穴熊にすることで、
信歩の一番得意な終盤力を封じるという、今の信歩では絶対に勝てない戦法でした。
そして百合峰は、
藤川は今まで自分の勝ちにしかこだわっていなかったのに信歩のことも気にかけていてるのは変わったんだなと思っていました。
自分には”あんなこと”を言っておいてと。
藤川には認めたくないことがありました。
それは百合峰が自分よりも将棋の才能があることです。
1人で将棋の鍛錬をしているところに急に現れたのが百合峰。
次の日には本で覚えたと言ってきて、
それから一緒に2人で将棋を指すようになっていました。
「明日も来るだろ?お前とじゃなきゃ練習になんねーからよ」と2人で仲良く指していたのですが、藤川杯でいったい何があったのでしょうか?
そして信歩も今の自分に勝ち目がないことを悟ります。
みなとも絶対に信歩が勝てないと言い切ります。
自分はこいつらよりも強いからわかるんだと。
ですがそれは”今の信歩”の話です。
振り飛車穴熊に対して矢倉という非常識な将棋、ですが無意味だと非効率だと誰もが掘るのをやめたトンネルの先を自分で作ればいいと自分の将棋を新たに作ることを信歩は意識します。
果たして信歩は絶対勝てないという相性の悪い戦法に対してどうやって食い下がるのでしょうか?
ここまでものの歩27話のあらすじやネタバレです。
ものの歩27話の感想
やはり百合峰と藤川のすれ違いは、
藤川の無神経さが問題だったようですね。
藤川も信歩と出会って変わったので、今回の戦いでそれがしっかりと仲直りできると良いなという感想です。
子供のときの百合峰は可愛いですね♪
これから藤川杯までの2人のすれ違いや思いなどが描かれて、それぞれ何かに気付いていくんだと思いますがこれは楽しみです。
そして正直信歩の方は何も心配してません(笑)
あそこまで挑発されているとやはり信歩が勝手にぶち破るんだろうなという感じです。
見所はやはり藤川がどんだけ無神経に百合峰のことを傷つけたのかという点だけですね。
それに藤川が気付き、そして百合峰と将棋でまた語り合うことでどうやって打ち解けるのかという話に期待です。
続きを楽しみにしましょう。
最後に
矢倉に対して最も相性の良い戦法と囲いを選択され、今の自分では絶対に勝てないことを悟った信歩は自分の将棋を変えることを決断します。
そして藤川が高校に入って何か変わったのはわかりますが、自分に対しての過去を許す気はないという百合峰。
果たして藤川と百合峰にどんな過去があったのでしょうか?
続きを楽しみにしましょう。
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