弱虫ペダルの44巻が発売されていますね。
まだ買って読んでいないという人は読みましょう。とっても面白いですよ♪
今回の表紙を飾ったのは泉田でしたね。
王者箱学のキャプテンとして、
とても風格が出ていてとてもカッコイイです。
今回の弱虫ペダル44巻でもその泉田がたくさん活躍しますので、まだ読んでいないという人のために内容の簡単なネタバレをあらすじとして紹介したいと思います。合わせて感想なども書いていきたいと思いますので良ければみていってくださいね。
弱虫ペダル44巻のあらすじやネタバレ
弱虫ペダルの44巻のあらすじを簡単にネタバレで書いていきますのでまだ読んでいないという人はご注意ください。
まだ43巻を読んでいないという人はこちら。
⇒弱虫ペダル43巻のネタバレは?小野田対新開悠人の対決勃発!
43巻で心がポッキリと折れた今泉は、
先頭で引くのさえやめてしまって代わりに小野田が引くことになりました。
今泉はまだ希望はあると言うキャプテンの手嶋の言葉にも耳を貸さずに八つ当たりし、さらには先頭を鳴子と追いかけなかったのは自分のミスだったと落ち込みます。
そして京都伏見はついに6人揃って箱学に追いつきます。
それをあえて泉田は待っていました。
2日目、5キロ先のスプリントラインまでのスプリント勝負を御堂筋に挑むためです。
そんな2人の勝負が繰り広げられると思ったところに割って入ったのは、岸神小鞠でした。
泉田がジッパーを上げようとしているところを、我慢できずに大胸筋に触りにいきます。
泉田としては岸神はただのマッサージャーだという情報しかありませんが、知らないのならば戦って知ればいいと岸神とのスプリント勝負を受けます。
御堂筋としても岸神が出ていくのは予想外だったようですが、岸神が泉田に勝つかもしれないという思惑もありました。
それはまさに去年とまったく同じシナリオです。
そうなったら泉田は立ち直れないんじゃないかと。
泉田は始まったスプリント勝負、
岸神が追いつけるのかどうか軽く引き離しにかかるのですが、見事に岸神は付いてきます。
岸神は泉田の筋肉の動きを見ていつ動くのかどれだけ加速するかもわかるのです。そして付いていかないと泉田の最高級の肉の動きが見れないという理由が岸神を突き動かします。
どちらが勝つかと聞かれても自分が勝つと自信満々に答える岸神。
岸神は途中泉田を抜き、逆に引き離します。
岸神は見た目とは裏腹に重心をぶらさず加重するという自転車を乗る基本がずば抜けて上手い選手でした。
つまり速いのです。
ですが泉田もついにジッパーを上げます。
それは泉田も本気になったという合図です。
泉田にはキャプテンという重責がありました。
実は箱根学園は歴代スプリンターがキャプテンになったことは一度もありません。
レース後半で勝負を決めるオールラウンダーかクライマーしか指示が出せないからです。
周りの部員からも泉田ではなく黒田をキャプテンにするようにと言われていて、泉田は悩んでいました。
本当にキャプテンがスプリンターで勝てるのかという空気が流れ、このままでは部の雰囲気も悪くなり分裂する可能性も考慮して泉田は黒田にキャプテンを譲ることを考えます。
ですが葦木場に最近「アブ」って言ってないんじゃないかと言われ、キャプテンになってから一度も「アブ」と言っていないことに気付き、もう一度自分自身にキャプテンをやりたいのかと問いかけます。
そして前例がないなら覆そうと前だけを見て進むことを決意します。
去年自分が最初のスプリントを負けた罪も背負い、そして王者箱学として勝つことを誓い、本気を出します。
岸神は引き離されたら筋肉が見えなくなってしまうと、ついに奥の手を出します。
それはアイウェア、つまりはサングラスです。
サングラスにより光の乱反射を防ぎ、細部までみずみずしく生々しく見えることで運動時に85%の情報を取り入れる視覚を変化させて一気に自身の運動への力へと変えて加速します。
岸神から見た泉田の筋肉は、まさに花畑。
元々岸神がこれほど自分の欲望に正直になったのは、御堂筋がその欲望を開放させたからでした。
御堂筋より1つ下の岸神は、
御堂筋が自転車で練習しているレース場に本を読みに来ているという口実で、ずっと走っている人の筋肉を見ていました。
家柄、人様に物事や所作はむやみに明かすものではないと包み隠すようにと言われて育った岸神はずっと我慢して生きてきました。
ずっと本ではわからない人の血の通った体に触れてみたいという欲求があり、御堂筋に真実が欲しいなら自分自身を差し出さなければならいと言われ、岸神は我慢できずに御堂筋の筋肉に触りたいと告白します。
なら自転車を始めろと、そして自分に追いつけるようになれたら触らせてやると言い、そのためならと岸神は死にもの狂いで練習しました。
たったそれだけで触らせてくれるなんて御堂筋は優しいと思うほどでした。
そしてついに御堂筋と同じ高校へ入学しマッサージャーとしてですが、御堂筋の体に触れ、そして御堂筋にインターハイの先頭にはもっと最高の筋肉があると言われて上を目指してここまで来たのです。
そして止まっている筋肉でなく、躍動する最高の肉を触ることが岸神の目標でした。
なので後ろではなく、
前から相手の筋肉を触る。
これを達成するためにはスプリント勝負の前を行き、そしてゴールした間際に相手の体に触れる。
究極に仕上がった筋肉に触れるために、岸神はこの勝負に勝ちたいのでした。
果たしてキャプテンとしての重責を背負い走る泉田と、自分の欲望のままに突き進む岸神のどちらが勝つのでしょうか?
ここまでが弱虫ペダル44巻のあらすじやネタバレです。
弱虫ペダル44巻の感想
いやー肉、肉、肉のお話でしたわ(笑)
相変わらず弱虫ペダルはそのキャラが歩んだ苦悩や過去を描くのが上手くて面白い。
それがレースで、お互いの思いをぶつけあうんだから面白くないわけがない。
岸神は自分の欲望を満たすために、御堂筋という運命的な出会いをしてここまで来た変態であり天才でした。
岸神同様に、その筋肉にこだわってきたのも泉田です。
私は泉田に勝ってほしいですね。
御堂筋すら凌駕するほどの才能を秘めた岸神ですが、泉田の思いがそれをさらに超えてくれると信じていますし、勝つ姿が見たいというのが本音だからです。
泉田のアブがまたアニメで早く見たくなりましたねぇ。3期も決まっていますし早く見たいものです。
弱虫ペダル44巻の感想でした。
最後に
弱虫ペダル44巻は泉田と岸神のスプリント勝負が描かれていました。
泉田のキャプテンとしての重責、岸神の御堂筋との運命的な出会いなど新たなエピソードがたくさん描かれていますのでぜひ単行本を買って確認しましょう。
弱虫ペダル44巻のネタバレや感想でした。