ものの歩24話です。
23話を振り返ると、
ついに信歩にリードを奪われた岬は、美学のために潔く負けを認めるか醜くても最後まで指し続けるかの選択を迫られます。
⇒ものの歩23話のあらすじやネタバレは?読んだ感想も
部員に涙を流させないと誓ったことを思いだし、たとえこれが最後の将棋になろうとも最後まで諦めずに指すことを決意します。
ここではあらすじをネタバレで書いていきます。
ネタバレが嫌いだという人はご注意ください。
感想なども書いていますので良ければ読んでいってください。
ものの歩24話「美しい棋譜」。
さっそく行ってみましょう。
ものの歩24話のあらすじやネタバレ
信歩も岬の背負っているものを理解し、気を引き締めます。
将棋では「あと一手早ければ」という状況がいつでもあり、信歩が詰ますか岬が逃げ切るかの1手差の勝負へと突入します。
藤川は今まで自分だけが頑張っているような、辛いのは自分だけなんじゃないかという感覚に陥っていたことを思いだします。
そこに現れた信歩という存在。
ここには自分と同じバカがいると、自分は1人じゃないと気付かせてくれた信歩。
そんな信歩だからこそ今では、勝って欲しいと素直に思っていました。
岬は泥臭い将棋を指しました。
逃げて逃げての将棋ですがそれが皮肉にも生き生きとした将棋になっていました。
岬も悪あがきなのはわかっていますが、最後まで一手でも長く指そうとします。
信歩も自分の努力を信じ、
そして岬との将棋を楽しんでいました。
楽しそうに笑いながら指す信歩を見て、岬の背中に背負っていた美学がはじけ飛び、体が軽くなったのを岬は感じます。
いつの間にか憧れが自分を縛り付けていたのだと、信歩が笑ったのを見て、泥にまみれた自分の将棋のことを美しいと言ってくれているかのように感じられたのです。
十歩が諦めずに信歩と指そうとしていたのがようやく理解できました。
(君と指せてよかった)
そして終局が近づいていました。
果たしてどのような決着になるのでしょうか?
ものの歩24話のあらすじやネタバレでした。
ものの歩24話の感想
なるほど信歩と出会って良かったという話になりましたか。
ですがやはり岬が粘りで生き生きしているという話にもなりましたね。
岬も十歩のように信歩と将棋で出会い、変わった1人となったという良いお話ですね。
自分の努力を信じることができるようになった信歩も成長していて、そして将棋での出会いが描かれていくのは見ていて面白いですね。
これからの決勝戦もどうなるか楽しみです。
ものの歩24話の感想でした。
最後に
信歩と出会ったことで岬もまた自分の中で美しさの概念が変わり、背負っている自分を縛る美学から解放されました。
そして勝負はついに最終局面を迎えます。
2人の決着はどうなるのかが気になるところです。
続きに期待しましょう。
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