アベノミクスという言葉が社会にも浸透し、安倍政権はアベノミクスの第2ステージとして「一億総活躍社会」というちょっと想像しにくいスローガンのようなキャッチフレーズのようなものを掲げました。
今の総理大臣が誰かと聞かれても答えられない若い子もいる世の中。
この1億総活躍社会というのを聞いて、何のことだか意味や内容を理解している人は少ないでしょう。
私もよくわかりません(笑)
もともとアベノミクスで3本の矢というのを主軸にしていたのですが、それも新しく変更するというのです。
今回の1億総活躍社会と題して何を目指しているのかの意味や内容、さらには新しく掲げた3本の矢というのは何のことなのか気になるという人もいると思いますのでちょっと説明していこうと思いますので参考になれば。
補足などあればぜひコメントで教えてくださると嬉しいです。
アベノミクス1億総活躍社会の意味や内容は?
新たに発表されたアベノミクスの目指す先としてネーミングは「1億総活躍社会」でした。
この1億総活躍社会の意味や内容についてですが、
基本的には新たに掲げた目標という意味合いが大きいです。
具体的なイメージとして伝わりにくいので何かモデルがないのかと言われて安倍晋三首相は、「それぞれの国で歴史や文化があるから比較できないもの」とコメントしており、具体的なイメージを答えて欲しいと質問してもさらに曖昧なイメージでの返答しかしませんでした。
出典:http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2014/01/post-d087.html
とくに何か具体的な今の現状を打開するような対策案ではなく、ただただ新たな目標と題して「1億総活躍社会」と銘打っただけなんじゃないかという感じがしますよね。
具体的な内容としては、
新しい「3本の矢」を主軸にGDP600兆円、出生率1・8、介護離職ゼロを掲げました。
50年後も人口1億を維持していくために日本に変えていかなければならないという意味で「1億総活躍社会」というキャッチフレーズを付けたわけです。
2020年に開かれる東京オリンピックのときにはGDP600兆円を達成し、希望出生率を1.8(現在は1.4前後)まで回復させ、社会保障としても団塊世代が70歳を超える2020年代には介護離職ゼロを目指すと言うのです。
ただでさえ少子高齢化になる日本。
なのにこれから4年後には出生率を上げて、介護の仕事の負担も大きくなって人手が足りないという現状を打開するというのはやはり無理があるだろうなと思います。
人手が足りないのに老人ホームや介護施設を増やすこともできないでしょうし。
アベノミクスの目標として掲げた1億総活躍社会。
消費税もこれから絶対に上げると言っていますし、正社員も減る一方、これから本当に日本が変えていけるのか今後のアベノミクスに注目したいですね。
アベノミクスの新しく掲げた3本の矢とは?
そして1億総活躍社会で新しく主軸にした3本の矢についてです。
以前は、金融緩和、財政出動、成長戦略を3本の矢に掲げていましたがそれを新しく変更したのです。
それが先ほど説明したGDPと子育て支援と介護職についてです。
その3つを、
「希望を生み出す強い経済」
「夢をつむぐ子育て支援」
「安心につながる社会保障」
と題したものがアベノミクスの3本の矢です。
1億総活躍社会ではこの3本の矢の実現を目指すとしていますが、できるかどうかに関しては先ほど話した通りです。
その3本の矢を見据えてどれだけこれから安倍政権が頑張れるかに注目しましょう。
最後に
アベノミクスが掲げた新たなスローガンの1億総活躍社会についてでした。
一般の人が見てもちょっと無理のある内容だと思うのですが、それを目指すというからには今後頑張ってくれるはずですのでどんな対策を考えているのかに注目したいです。
その新たに掲げた3本の矢もその理想に合わせてどれだけ実現できるのかがアベノミクスの力の見せどころとなります。
これから詳しい説明などをしていくということですが、果たして本当に実現できるのでしょうか?
今後の日本を安倍政権が変えていけるかに注目しましょう。