シーズンズ映画の感想は?子供の教育には観させた方がいい?

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みなさんこんにちは。

本日ご紹介する映画はドキュメンタリー映画「シーズンズ 2万年の地球旅行」です。
前半では映画のあらすじ、感想をご紹介して、その後親御さんが気になる子供さんにとっての本作の魅力について書き綴りたいと思います。

「シーズンズ 2万年の地球旅行」
監督:ジャック・ペラン、ジャック・クルーゾ
脚本:ジャック・ペラン、ジャック・クルーゾ、ステファン・デュラン
音楽:ブリュノ・クーレ

構想4年、40億円の制作費をかけた渾身のドキュメンタリー映画「シーズンズ 2万年の地球旅行」、その出来はどうでしょうか?

さらには子供に観させるほどの教育に良い映画なのでしょうか?

シーズンズ映画のあらすじや感想

物語の始まりは2万年前、氷河期が終わりを迎える地球です。
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地球は温暖な穏やかな気候へと変貌し、シーズンズ(四季)の溢れる時代へと移り変わります。

春、夏、秋、冬を幾度となく迎え、豊かな森を育む地球の大地。そこで描かれる動物たちの誕生、成長、そして求愛と繁殖。

まさに動物たちにとっての豊かな時代が訪れました。
そして人間もまた大自然の一部として動物たちを恐れながらも、ともに生きていったのでした。

しかし、人類は狩猟・採集の生活を一変させ、農耕生活へと移行し文明が発展していきますが、それは動物にとってはまさに冬の時代の訪れでした。

森は失われ、あるものは人類の家畜となり、あるものはより厳しい山間部への移住を余儀なくされます。

そしてある「種」は絶滅さえ危惧され、事実絶滅した「種」も数多くいました。

人類は今、自らの犯した過ちにようやく気付きました。
自然との共生!冬の時代は終わりを告げ、再び動物・人類にとっての新たな時代がこれから築かれていくのです!

氷河期以降の歴史を動物と人類の関係の変化を軸に取り上げた本作は、雄大な自然、動物たちの織りなすダイナミックなドラマ、そして人類との関係の移り変わりを見事に描いた作品だというのが私の感想です。

ブリュノ・クーレの響かせる穏やかな音楽も、この映画の見事な演出に花を添えます。日本語版では笑福亭鶴瓶、木村文乃がナレーションを担当し、非常に分かりやすく構成されているのも好感が持てます。映画「シーズンズ」是非、劇場でご覧いただきたい作品だと私は思います。

シーズンズ映画は子供の教育に良い?

お子さんがおいでになるご家庭では、家族連れ、子供づれで劇場に足を運びたいと考えている人も多いのではないかと思います。

結論から言うと、子供の教育にもとても良い影響を与える映画だと私は思います。


最近の異常気象など、地球環境の変化は社会でも問題となっていますが、子供にも「なぜ、そうなったのか?」がとてもわかりやすく描かれており、地球や動物への優しさを育てるにはもってこいの教育に良い映画です。

ただ、子供向け一辺倒ではなく、映画の終盤では、「種の保存」といった大人も考えさせられる側面をさりげなく盛り込み、子供づれで見に行くにはうってつけの作品となっています。

なので教育の為にもぜひお子さんに見せてあげてください。
きっとお子さんも何か感じるのではないかと思います。

最後に

先ほどの通り、終盤には人間による「種の保存」という大きな問題も取り上げています。

私の個人的な感想を言うと、それはもはや「神の領域」であり、おいそれと人類が着手してよいものか、少し疑問も感じる部分ではあります。

人類もまた自然の一部なら、自らの招いた自然の変化には自然を支配しようとするのではなく、それに従っていくのも一つの歩みではないかと感じるのです。

しかし、この作品は雄大な地球、動物の姿を美しく描き切ったまぎれもない秀作という感想です。

そして子供の教育にもとても良い映画だと思いますので、家族で見に行こうか考えているという人はぜひ映画を見に行ってみてはどうかと思います。

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