弱虫ペダルの43巻が発売されましたね。
まだ42巻を読んでいないという人はあらすじやネタバレなどを書いていますので、ぜひ読んでみてください。
⇒弱虫ペダル42巻のあらすじや内容ネタバレ!43巻の発売日も
今回もインターハイ2日目の内容が描かれています。
ここからはあらすじやネタバレなどを書いていきますのでネタバレが嫌いだという人はご注意ください。
弱虫ペダル43巻の内容を気になっているという人のために内容をまとめて紹介していきたいと思います。
弱虫ペダル43巻のあらすじやネタバレ
調子が出ない鏑木を救うために青八木が出したのは、神様の便せんでした。
その神様の便せんに書かれていたのは歌詞でした。
「ヒメってなんすかー?」
鏑木は何かのヒントだと思って歌詞を読み解こうとしますが、わかりません。
それを青八木は歌詞は読むものではなく歌うものだと言います。
このファンシーで女の子の歌詞を歌うのか、と戸惑う鏑木に青八木はそれはアニソンの歌詞だと説明します。
青八木は田所から言い忘れていたことがあると言われて伝えられたのが「アニソンを覚えろ」でした。
その歌のおかげで金城たちのいるチーム総北に戻ることができ、オレたちを優勝に導いてくれた一つの力なんだと、勝機に1%でもつながるのなら準備しておくべきだと青八木に覚えさせたのです。
そして青八木は集団の中で恥ずかしがらずに歌いだしました。
「チャン」とか「魔法」とかかっこわるいと鏑木は恥ずかしがるのですが、集団から飛び出すために何でもやると言ったのは嘘なのかと真剣な目で鏑木にやらせようとします。
やってもいないのになぜ無駄だとわかるのかと、神様のくれたメモに書いてあるし、何よりロードレースで闘えないことの方がもっとかっこわるいだろうと歌いながら集団を飛び出します。
ですが鏑木はまだ本調子ではなく、足が動きません。
すると青八木は後ろの集団のことは忘れてまずは歌に集中するように言います。
田所から、
全部忘れて歌うことで、確かに前に進めるようになるとアドバイスを受けていたのです。
そしてその一見メチャクチャなアドバイスですが意を決した鏑木は歌に集中することで見事集団を引き離すことに成功しました。
そのころ手嶋と小野田は今泉と鳴子に箱学よりも早く追いつこうと必死でした。
ですが箱学はその意思を砕こうとついに送り出します。
新開隼人の弟の、新開悠人でした!
新開悠人を使って止めに来たのを察知した手嶋は小野田だけを先に先頭に行かせる決断をします。
レース前に勝負をしようと言っていたのが見事実現します。
新開悠人の特徴は
バイクコントロールがものすごく速いことと、容赦も躊躇もなく相手をオトすところでした。
新開悠人の壁になろうとした手嶋を出し抜き、あっという間に抜き去ってしまいます。
小野田は今でも”勝負”という言葉が苦手でした。
ですがチームを攻撃するのならとその勝負を挑む決意をします。
どちらが先に先頭のチームに合流するかの勝負です。
新開悠人は小野田を何度も引き離しにかかります。
何度も何度も蜂が刺すように。
そうして相手の追いついてもまた引き離されるのかという絶望を押し付け、相手の心を折るのです。
ですが小野田は新開悠人を見ていませんでした。
先行しようとする小野田を見て新開悠人は、地味で地道だと感じます。
さらにはチームのために走るという小野田は自分とはまったく勝ちに対する考え方が違うのを感じます。
なおさら負けられないと新開悠人は思います。
そして先に先頭に追いついたのは新開悠人で小野田は結局追いつけませんでした。
勝負は新開悠人の勝ちかと思われましたが、今泉と鳴子は小野田が来たのを察してペースを落としていました。
ですのでお互いのチームに合流したのはほぼ同じでした。
つまりは決着は引き分けでした。
同じタイミングでの合流なので、箱学もそのまま総北を引き離しにかかることはできないのです。
これは今泉と鳴子の好プレーでした。
ですが先にチームで合流したのは箱学でした。
手嶋は箱学に置いていかれ、さらに箱学は昨日落車した黒田も入れて6人フルメンバーです。
ここで追わないと追いつけなくなるだろうと鳴子は言うのですが、今泉は手嶋を待つ選択をします。
手嶋が追いつくのに30秒くらい、それは永遠かと感じるほどに長い時間でした。
指揮は今泉に任されていましたが、
鳴子は手嶋を置いてでも今追いかけないと勝負が終わってしまうと一人で飛び出す決断をします。
鳴子に京都伏見の御堂筋も付いていきます。
ですがそれは無謀に1人で追いつこうとしている鳴子とは違い、京都伏見もフルメンバーで追いかけてきていました。
今泉は御堂筋に煽られたときを思い出します。
鳴子と2人でいたときに引き離さなくていいのかと言われたことを。
チーム全員を待つという選択、今箱学を追わなかったという選択、今泉はチームのことを考えるようになってから自分の足にリミッターがついたような感覚がありました。
手嶋が追いついても、京都伏見にあっさり抜かされてしまいます。
手嶋がスピードを上げられないのです。
「早く回復してくれよ手嶋さん!!あんたクライマーだろ!!」
なかなかペースを上げられない手嶋に思わずどなってしまう今泉。
ですが悪いのは手嶋じゃなく、
自分の判断だったのかと気付きます。
御堂筋はそうなることを予想していました。
今泉の心がポッキリと折れてしまうことを。
果たしてチーム総北はこのまま先頭集団に置いていかれてしまうのでしょうか?
ここまでが43巻のあらすじやネタバレです。
最後に
ついにその力を見せた新開悠人。
兄も認めるその実力は小野田よりも上かと思わせるほど勝負に対してのこだわりがありましたね。
そして鳴子だけではなく、今泉も自分の停滞のようなものを感じていてチームよりも個人の能力を活かす戦いの方が良いのかもしれないですね。
今回のスポットライトは、
やはり今泉と鳴子だと思います。
ですがバラバラになっているチーム総北はやはり全員でないとだめですので、ここからどんな展開になるのかも気になりますね。
続きを楽しみに待ちましょう。
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