月80時間以上残業が過労死ラインと聞き愕然 他の国は?

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過労死ライン

過労死ラインという現在では時間外労働によって健康に障害が起こりうるリスクが高まっていくであろう時間は月80時間だと言われています。

1ヶ月20日働いたとして残業時間4時間を毎日行った場合に相当します。

それによりに過労死になる可能性が高くなっていき、最近では過労死が問題視されています。

過労死

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周囲からの暗黙の強制などにより長時間残業や休日なしの勤務を強いられ精神的・肉体的負担で、労働者が脳溢血、心臓麻痺などで突然死することや、過労が原因で自殺することなどを指します。

心筋梗塞、脳出血、クモ膜下出血、急性心不全、虚血性心疾患などの脳や心臓の疾患を引き起こし死に至り、過労はうつ病を破傷することも当然ありますのでそれが原因として自殺してしまった場合も過労死と認定されます。

過労死があるのは日本だけ?

驚いたことに「過労死」という言葉が存在するのは日本だけです。

他の国には存在しない言葉で、欧米などにはない日本だけの特有の問題だということですね。
外国の辞書にもようやく「KAROSHI」と追加されたみたいです。

世界の労働時間を比較

日本は現在労働時間が年間1745時間と言われており、アメリカよりも少し労働時間が短いとされ「労働時間短い国ランキング」では20位という数字の結果からはそれほどの時間を働いていないように思えます。

が、実はここにはサービス残業が含まれていません。
実際にはこの数字は全然的外れなのではないかと思います。
日本全体でサービス残業をしているわけではないのですが、仕事が終わらないからタイムカードだけ押して終わるまでやっていってねなんていう職場もあるはずです。

世界で一番労働時間が短いのはオランダ

聞いて驚いたのですがオランダの週の労働時間がなんと33時間だけなんだそうです。
週5日働いたとしても6時間ちょっとくらいですよね。

しかもそれで平均年収460万円もあって、さらには国全体で「ワークライフバランス(仕事と生活の調和)」を進めていることから年間の有給休暇も5週間もあるといい、有給を使わない国として有名な日本とは大きく違います。
ワークライフバランスとは、仕事と生活を両立させるため、仕事中毒(ワーカホリック)や仕事に重きを置く余り、家庭をかえりみない過労やうつ病など、バランスを欠いた人生を調和させるための取り組みなんだそうです。

過労死世界一は中国

過労死世界一はやはり中国で毎年60万人が過労死していると言われています。
これは人口の数にも関係するとは思いますが変わることがないと思います。

日本が過労死が2012年で813人に対して中国は毎日1600人ほど過労死しているわけですから異常です。

自分が健康だと思っているかというアンケートに10%ほどしか頷かないほどなんだそうです。

最後に

過労死ラインが月80時間ほどの時間外労働というのは少し驚きました。
月80時間以上残業で働いている人は結構いるもので普通とは言えませんが、それが当たり前のようになっている人は必ずいると思います。
他の国、例えばアメリカでは中高年でも再就職が見つかりやすいようですが日本はもう絶望的で、仕事をやめたくてもやめられない現状なども関係していると思います。

働きすぎて死ぬというのが珍しくなくなってきており、これからしっかりと対策されていくことを願うばかりです。

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コメント

  1. Johnf9 より:

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