今年もササラ電車が北海道の札幌などで動き出したようです。
まずササラ電車ってなんだろう?
と思われた方がこの記事を見ているんだろうと思います。
私もよくわかりませんでした。
どうやら北海道では冬の風物詩と言われていて、路面電車で雪が降る時期に走るということで雪道でも豪快に走るための電車なのでしょうか?
気になったので今回どんな電車なのか調べてみようと思いました。
ササラ電車のササラって何?
まずササラ電車のササラって何なんでしょう?
意味ってあるんでしょうか?
調べてみるとササラとは、
竹や細い木などを束ねて作製される道具の一つです。
たわしと同様に食器類の洗浄に用いるような器具のことでした。
そのササラが付いたからササラ電車というのでしょうか?
どうやらその通りのようで、
本当に長さ30cmほどの竹を束ねたササラを回転させながら雪を除雪していくのがササラ電車なんだそうです。
ササラ電車の役割としては、
道路の除雪車は車が通りやすいように除雪しますよね。
それと同じようにササラ電車は電車が通りやすいように線路を除雪する役割があるんです。
出典:http://blogs.yahoo.co.jp/sdrm65/33598287.html
なので実際にお客さんを乗せて走るわけではないんですね。
ササラという道具すら知らなかったので、
これは勉強になりましたわ(笑)
ササラ電車の活動時期は?
そしてササラ電車は札幌などで冬の風物詩とも言われているんですが、いつからいつまでが活動時期なんでしょうか?
実は年がら年中動いているわけではないみたいです。
毎年11月下旬から12月上旬くらいに冬の便りとしてササラ電車がニュースで取り上げられたりするんですが活動をするための条件があります。
それは線路上の雪が10cm以上積もらないと活動しないというものです。
なので除雪量が多いときだけが活動時期で、
積雪時には始発前に運行したり降雪状況によっては深夜や日中も関係なく運行するということです。
歴史も長く1925年(大正14年)から北海道でよく使われるササラをヒントに活動するようになって、今でもずっとササラを使って除雪しているということです。
すごいですよね♪
積雪にもよるようですが次の年の3月くらいまで活動するみたいです。
最後に
ササラ電車とは、北海道で積雪の多い時だけに活動する除雪する電車のことでした。
電車が好きという人や北海道の人には知ってるのは当たり前の電車なんですね♪
1925年からということはあと10年で100周年なので、これからも冬の風物詩として頑張ってほしいですね。
以上ササラ電車についてでした。