来ましたものの歩10話。
9話を振り返ると、
誰にも向き合ってもらえない同じ境遇を抱えていた十歩が本当に求めていたのはお互いを認め合うような友達でした。
⇒ものの歩9話のあらすじやネタバレは?読んだ感想も
ですが信歩は悪手に見える「垂れ歩」を指します。
十歩はこんなところで悪手を指すなんてと冷めてしまいます。
果たして本当に悪手なのでしょうか?
信歩は負けてしまうんでしょうか?
ここからはあらすじやネタバレを書いていきます。
まだ本編10話を読んでいないという人はご注意ください。
ものの歩10話「勇者」。
さっそく行ってみましょう。
ものの歩10話のあらすじやネタバレ
こんなところでミスするなんて、ちょっとだけ楽しくなっていたのにガッカリだと十歩はすぐに勝負を終わらせようとします。
(そりゃ今は弱いけどよ…プロなんて笑われるかもしんねーけど…)
無謀な夢が、下手糞な努力が、好きってだけで指す信歩の将棋が好きなんだと見に来ていた桂司達は応援します。
ですが盤面が進むと垂れ歩が絶好の位置で働いて形勢が良くなります。
狙っていたのなら指すタイミングがおかしいと十歩は思います。信歩はただただ信じて指したんです。
”役に立たないと思われた歩兵が逆転するという夢を”
(まさ歩兵が好きだったから…それだけ?)
ですが十歩にもその”好きだから”がありました。
大好きだったキャラを弱くても勝てなくても大好きだからという理由で使っていた過去もありました。
(やっぱりキミだ)
気が付けば十歩は一筋の涙を流していました。
キミ(勇者)をずっと探してたと自分もほんとはゲームが好きなだけだったんだとまた信歩に気付かされます。
信歩には話したい事が山ほどあります。
ですが今はまず目の前の将棋を楽しみます。
いてもたってもいられなくなった藤川も会場に駆けつけます。
(また笑ってる)
信歩は今回も楽しそうに笑って将棋を指していました。
そして信歩の思考力が活かされるのは終盤です。
まさにゲームで言うと第二形態。
まるで別キャラじゃないかと十歩の思考力を持ってしても最後まで読み切れません。
かなりの差が付いていましたが一手ずつ縮まっていくのを十歩は感じます。
ですが楽しそうに笑いました。
そして信歩もそれに応えます。
生放送での画面では勝負についてのコメントがたくさん流れていましたが、十歩はそれをすべて振り払うかのように頭から消しました。
(君の声と駒の音しか聞こえない ここは静かだ)
信歩もまた笑います。
ですが時間は過ぎていきます。
序盤で時間を使いすぎた信歩には時間がありません。
残り9秒。
信歩は勝てるのでしょうか?
ここでものの歩10話のあらすじやネタバレは終わりです。
ものの歩10話の感想
歩が好きだから信じて指したと歩についての伏線も回収してストーリーに繋がったのはすごく良い話でした。
やっと本当の友達に巡り合えたと実感する十歩。
なんだよ面白いじゃないか「ものの歩」!!
いいですねーいいですねーこの話♪
さっきまで「キミ」というカタカナ表記だったのに最後は「君」という漢字表記に変わったのはゲームとしての登場人物ではなく、自分自身に向き合う信歩を意味しているんでしょうか?
十歩は信歩のことを勇者だと言い、そして最後は巡り合えた一人の友達として信歩のことを認めているということだと思います。
これは間違いなく十歩が将棋部入部ですね♪
あーこれからの展開も楽しみ楽しみ。
まずはこの勝敗とその後どんな話を2人がするのかに期待。
最後に
信歩が自分と向き合ってくれる友達を探していたのと同様に十歩も探していてようやく巡り合えたと実感しました。
ですが勝負は信歩が優勢とは言え残り時間9秒。
果たして勝負の行方は。
そして十歩と信歩はその後どうするのかも気になります。
続きに期待しましょう。
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