火ノ丸相撲73話です。
72話を振り返ると、
ここで勝っても次あるのにまるでここで全部を使い切るような戦い方をする小関。
⇒火ノ丸相撲72話のあらすじやネタバレは?読んだ感想も
火ノ丸にとって小関も一人のライバルで、もっと強さに自信を持って自分と張り合ってほしいという思いがありました。
それが今回叶いました。
2人は真剣に勝負の場で張り合っています。
そしてここからはあらすじやネタバレを書いていきます。
まだ本編73話を読んでいないという人はご注意ください。
火ノ丸相撲73話「楽しそう」。
さっそく行ってみましょう。
火ノ丸相撲73話のあらすじやネタバレ
痛めた右腕も構わず火ノ丸は力の限り寄り切りで勝とうとしに行きます。
ですが小関は引き付けが甘いと火ノ丸を吊り上げます。
一度体ごと持ち上げられてしまい、右の下手が何重にも巻いてある廻しのたった1枚を掴んでいるだけの状態になってしまいました。
これではあまり力が伝わらないのですが、
「知るか!休むな!もっと右腕に力を込めろ!!」
とそれでも構わず力づくで小関の腰を持ち上げようとします。
俺だったら出し投げでもして優勢を築くのにと見ていた沙田は思いますが、それが火ノ丸の強さであり意地なんだろうなと見ていました。
ここですべてを使い果たしてでも勝とうとする火ノ丸、ここを耐えきれば俺の勝ちだと耐える小関。
2人はとても楽しそうでした。
嬉しかったのですお互いの強さが。
火ノ丸は小関が強いことが認められ歓声を浴びながら自分と張り合っていることが、小関は尊敬する男の強さを再確認しそしてそんな男と対等に戦えている自分が誇らしかったのです。
お互いが全力を出して戦います。
そしてついに息を止めての力の押し合いで先に息が切れたのは火ノ丸でした。
耐え切った小関の勝ちかと思われましたが、
すでに小関の右足は俵の外でした。
意地の張り合いに勝ったのは火ノ丸でした。
それを見ていた沙田は相撲が取りたくてしかたありませんでした。
相撲をやめようとまで思っていましたが、
土俵上においてライバルはいらないと思っていましたがここから這い上がるのにやはり原動力となるのがそのライバルの存在なのです。
「こんな充実した大会生れて初めてだ」
小関には悔しさ以上の嬉しさがありました。
そして勝負が終われば火ノ丸の右腕を心配していました。
いつもの部長の姿でした。
ですがまだ火ノ丸は優勝に向けての戦いが続きます。
果たして火ノ丸は優勝できるのでしょうか?
火ノ丸相撲73話のあらすじやネタバレでした。
火ノ丸相撲73話の感想
ライバルと認め合う2人の意地と意地のぶつかり合い、なのに楽しそうというまさに王道の展開でしたね。
相撲への熱い思いがこうしたドラマを生むというのを再確認です。
相撲じゃなくてもこうした2人のライバルの戦いは素晴らしいですよね。
火ノ丸にとって残された敵はやはり石高主将の金森でしょうね。一度負けたことがある金森にとって因縁の戦いになりますので盛り上がるのは間違いないです。
金森が石高の主将として戦った団体戦とは別に金森個人としてのエピソードが垣間見えそうです。
オールラウンダーの金森は火ノ丸に対してどんな戦法を取ってくるのかが楽しみです。
最後に
火ノ丸対小関の戦いは火ノ丸の勝利でした。
全力を出し切った勝利も束の間、次の戦いはすぐに始まります。
ストーリーや画力も大好きです。
次は迫力のある金森も見られますかね。
その前に何か戦いが描かれるかもしれませんが。
次の戦いに期待ですね。
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