流行語大賞の候補が今年も発表されましたね。
ですが流行語大賞って毎年どうやって決定しているのか知っていますか?
たくさんの候補がノミネートされたことが発表されて、最終的にトップテンや年間大賞が決定されます。
ですがその審査方法を知らない人が多いのではないでしょうか?
現に私も調べるまで知りませんでした。
実は審査員がいるんですよ流行語大賞って。
知ってました?
そんな流行語大賞の候補や最終的な結果発表は毎年いつになるのか、さらには審査方法や審査員は誰がやっているのかなどを説明したいと思います。
流行語大賞の候補や結果発表の時期
流行語大賞は毎年広く大衆の目・口・耳をにぎわせた流行語を発表するということで、その年の終わりに発表されるという形になっています。
候補が今年は11月10日に発表されました。
そして最終的結果は12月1日に発表されます。
という感じで最終的な結果発表を12月初めに行うので、その前にノミネートされた候補がその少し前に発表されるという形になります。
候補の発表は毎年違いますが11月の中旬くらいに発表しているという感じですね。
1984年(昭和59年)からずっと行っているというのはすごいですよね。
審査方法や審査員は誰?
そして気になるのが審査方法です。
すべての流行語大賞の候補や大賞を審査員がすべて決定しているわけではありません。
まず候補となる流行語を
「現代用語の基礎知識」(自由国民社・刊)の読者アンケートによってノミネートされます。
2011年まで60語でしたが、2012から50語までの候補が選出されるようになりました。
その年の候補発表は、
ユーキャン新語・流行語大賞のサイトで確認できます。
⇒ユーキャン新語・流行語大賞のサイト
2003年(平成15年)には株式会社ユーキャンと提携してサイトの名前も変わり、新語と流行語で部門が違いましたが1991年(平成3年)からは年間大賞が設けられてすべて統一されました。
そしてその候補の中から最終的にトップテンや年間大賞を選ぶのが審査員です。
審査員はなんとたったの7名です。
その7名がすべてを決定します。
その気になる7名は、
姜尚中(作家・聖学院大学学長)、俵万智(歌人)、鳥越俊太郎(ジャーナリスト)、室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる(漫画家)、箭内道彦(クリエイティブ・ディレクター)、清水均(『現代用語の基礎知識』編集長)となっています。
それぞれ分野で専門的な人達が審査員となり
話し合って最終的な審査をするんですね。
残念ですが私はやくみつるさんしか知りません(笑)
そうして流行語大賞が決定するわけです。
流行語大賞に選ばれると何かいいことあるの?
その年の流行語大賞などに選ばれて表彰されているのを見たことがあると思います。
ブレイクしたお笑い芸人などもよく表彰されています。
出典:http://www.oricon.co.jp/news/2045284/full/
基本的にはその流行語を最初に広めた人が表彰されるわけではなく、その流行語を象徴すると判断された人物や団体が表彰されるという形になっています。
ですが実際には表彰されても賞金などが出るわけではありません。
記念品などはもらっているようですけどね。
今年はこんなことがあったんだというのを振り返って欲しいというような感じで行われているのが流行語大賞だと思います。
2014年度の年間大賞に選ばれた「集団的自衛権」と「ダメよ~ダメダメ」は繋げると安倍政権に反対する姿勢を示す選考委員たちの政治的な意図があるんじゃないかと言われたりもしました。
その意図があったことを暗に認める発言を審査員であるやくみつるさんがしたようですし、そんなノリで決定している感じみたいですからその年の流行語を確認できる毎年の面白いイベントだと私は認識しています。
候補に選ばれた50語の中でいくつ元ネタがわかるのかと見てみるだけでも面白いですよね♪
なんか流行語大賞に選ばれた芸人は消えて行っていてるような気もしますので選ばれない方がいいのかもしれませんね(笑)
最後に
流行語大賞がどのように選ばれるのかおわかりいただけたでしょうか?
最終的にたった7人の審査員で決定するというのは私も知りませんでしたし驚きですよね。
その年にどんな言葉が流行ったのかを確認できる素晴らしいイベントだなと思います。
今年はどんな言葉が流行語大賞になるのでしょうか?
ぜひ確認してみましょう♪