こちらではあらすじやネタバレを話しています。
さらには、にわかによる感想なども書いていますのでご了承ください。
ついに始まった中堅戦である五條対金森。
全国トップクラスの格上相手に相撲は素人の五條がいったいどこまで食い下がれるかが見所となります。
狛犬型仕切りで諸手突きを最大限に活かそうとする五條ですが、金森は敢えて組み合いではなく突き合いに出て意表を突きます。
先手を取られ、空手に先手なしという言葉を思い出し奮起する五條。
火ノ丸相撲57話のあらすじやネタバレはこちら
ここから五條は巻き返せるのでしょうか?
火ノ丸相撲58話「してやれること」
さっそくいってみましょう。
火ノ丸相撲58話のあらすじやネタバレ
今頃決勝で戦っている頃かと五條の師匠は私の役目はここまでだと言います。
「勝って報告をしに来い!」と。
そして五條は空手に先手なしという言葉を思い出します。
空手の型はそのほとんどが受けから始まると、受けから攻めに転じる攻防一体こそが空手の真髄だと。
相撲の”いなし”ではなく空手の”捌き”で間合いを作ります。
そして追いつきの開手を打ち込みます。
が、これを額で受けられ弾き飛ばされてしまいます。
五條の妹の礼奈は五條がこの試合に望む気持ちや覚悟を知っていました。
五條は相撲を始めて楽しそうだった顔が次第に辛そうな顔をするようになっていました。
散々バカにしてきた相撲に対して真剣に取り組むことが罪滅ぼしになり、次第に罪は軽くなり拭い去れると思っていました。
ですが実際には罪の意識は次第に大きくなり、小関から奪った時間の重さを理解し”楽しい”だけでは相撲を取ってはいけないのだと果たすべき責任があるのだと苦しい思いをして練習に励んできました。
試合は追い詰められていき、残るは付け焼き刃ですが決まれば威力は絶大の技を五條は仕掛けます。
蹴返しで金森の膝へ足を引っ掛け、その足を引いて詰め寄りながら加速し、
「掛け突き 破城掌」
決まれば威力は絶大。
果たして技は決まったのか?
ここで58話は終わりです。
火ノ丸相撲58話の感想
57話の金森の思いから一転して58話は五條の話となりました。
五條が何のためにここにいるのか、償うことができないという思いを責任に変えて辛い練習に励み、小関のために相撲部のために勝利を目指します。
五條にとっては好奇心という感じだった相撲部が、深さを知り面白さを知ることで小関への罪の意識を感じ一生懸命頑張ろうとする姿はとっても素晴らしいですよね。
一度不良となりねじ曲がってしまいましたが心を新たに誰かの為に一生懸命になれる、そんな男に成長したということです。
大技となる決まれば威力は絶大の「破城掌」は決まったのか、五條対金森のそれぞれの思いがぶつかったこの試合はいったいどっちが勝者となるのか、次話で決まりそうですね。
次話に期待しましょう。
火ノ丸相撲58話の感想でした。