O121とO157の違いは何?モスバーガー食中毒原因メニューも考察!

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モスバーガーでO121という腸管出血性大腸菌によって食中毒が発生したことが大きな話題になっていましたね。

そこで思ったんですが、O121とO157の違いって何なんでしょうか?

O157については危険だということで、毎年夏に様々な対策などをして警戒していますがo121とはまったく関係ない病原菌なのでしょうか?

そして今回食中毒が発覚したモスバーガーですが結局O121の食中毒の原因となったメニューについては可能性だけを公表して、原因究明の発表はありませんでした。

よくモスバーガーに行く人にとっては今回の食中毒は他人事ではなく、もしかしたら自分が食中毒になっていかもしれないと不安を抱いたのではないかと思います。

今後はこのようなことはないようにしてほしいですが、O121とO157の違いは何があるのかについてや食中毒の原因となったメニューは何だったのかなどについてもちょっと紹介したいと思いますので良ければ見ていってください。

O121とO157の違いは何?

それではまずO121とO157の違いについてです。

最初に結論から言ってしまうと、血清型の違いにより分類されているだけで基本的にはO121もO157も同じ腸管出血性大腸菌で変わらないということです。
出典:https://matome.naver.jp/odai/2147795196408360201/2147795484011512003

O121とO157は共にベロ毒素という出血性下痢の原因となる毒素を出して3〜5日の潜伏期をおいて、激しい腹痛をともなう頻回の水様便の後に血便となる(出血性大腸炎)ということです。

ついには便ではなく血が出てくるだけになるということで、本当に怖いですね。

死亡する可能性も1~5%あるということで、子供であれば当然ですが死亡率も上がります。

同じベロ毒素を作り出すのは変わらないのですが、
強いて違いを挙げるとすればO157よりもO121の方がベロ毒素をあまり持っていないところですかね。

O157を示す大腸菌はほとんどベロ毒素を持っていますが、O121はそれに比べて2割くらいしか持っていません。

ですので実際の食中毒の原因になった病原菌としてO121が出てくることもあまりなかったということですね。

大腸菌がベロ毒素を作る力に違いがあるだけで、どちらも怖いことに変わりはないということです。

モスバーガー食中毒の原因となったメニューは?

それではモスバーガーの食中毒の原因となったメニューは結局何だったのでしょうか?

今のところわかっているのは、
「本部が納入した食材が原因になっている可能性が高い」という発表があるだけです。

基本的に腸管出血性大腸菌は75℃、1分間以上の加熱で死滅します。

お肉やパンを焼かないということはないと思います。

ではどうやってO121が感染したのかというと、おそらく生野菜ではないかと思います。
出典:https://www.cjnavi.co.jp/event/20180810mos-burger/

実はO121など腸管出血性大腸菌は別に肉だけではなく、野菜にも残るんです。

どのような経路で野菜にO121が残ったのかはわかりませんが、モスバーガーは生野菜など健康志向の食材メニューなども力を入れていて、今回その生野菜の洗い方や管理の仕方が不十分だったために食中毒を起こしたのではないかと予想できますね。

今回の食中毒についてモスバーガーは、
生鮮野菜は、より一層有効性の高い洗浄や除菌方法の選定を導入することを発表しています。

パティ(肉)、加工野菜(カットオニオン)、生鮮野菜の検査項目に関しては、これまでの検査項目に加え、さらに腸管出血性大腸菌O121なども検査項目として追加するということです。

今後食中毒を起こさないように気を付けていって欲しいですね。

最後に

O121とO157の違いやモスバーガーの食中毒の原因になったのは生野菜のメニューだったのではないかという考察でした。

今回のモスバーガーに限らず、いつでもどこでも食中毒が出てくる可能性はありますが今後はそんなことがないようにしていってくれると思いますのでまたモスバーガーに買いに行きたいと思いますね。

O121もあまり発症の原因になっていないのはO157よりもベロ毒素という毒素を持っているのが少なかったというだけで、変わらず危険があるということです。

やっぱり夏は食中毒にしっかりと注意していかないとダメということだと思いますので、みなさんも注意していきましょう。

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