SNS空き巣に注意しましょうと今話題になっていますね。
SNSを乗っ取られてしまうというような意味でしょうか?
以前はLINEなどが乗っ取られて変な勧誘などをするような詐欺なども多くありましたし、新手の手口でSNSを乗っ取られてしまうというようなことなのでしょうか?
SNS空き巣というものをあまり知らないという人もいると思いますので意味ややり方についても、さらには対策や実際に被害にあったという人がどのようなことをして被害にあったのかについてもちょっと紹介したいと思います。
SNS空き巣について理解して被害に遭わないようにしましょう。
SNS空き巣の意味ややり方
SNS空き巣の意味ややり方についてです。
SNSを使っていないと乗っ取られてしまうというような意味ではなく、実はSNSでリアルタイムで家にいないことを伝えることで空き巣に入られてしまうという意味でSNS空き巣という言葉が話題になっているんですよね。
つまり、例えばリアルタイムで海外に1週間旅行してきますというようなことをツイッターなどでつぶやいたりすると、空き巣をする側としては1週間家にいないことがわかるので空き巣し放題だということがわかるのです。
最近では今自分が何をしているのかをリアルタイムで投稿するというようなことが話題ではあるんですが、身近な人などが悪さに利用してしまうということが最近多くなってきたというわけです。
ですがこのSNS空き巣は、
被害にあった人とは全く関係ない人が犯人だったりもします。
実は常日頃からSNSでその人が「1人暮らし」「花火大会」「最寄りのスーパー」「何階」などなどさまざまなことをSNSで晒していた場合、その近くに住んでいる人ならだいたい住んでいる場所が割り出せてしまったりします。
そして今から旅行しますというような書き込みをすれば当然チャンスだと空き巣に入られてしまうというわけですね。
ですので自分が何をしているというような情報を書き込むのはいいんですが、SNS空き巣を防止するためにも自分の位置情報や不在がわかるような書き込みはしない方がいいというわけです。
対策や被害の実例について
実際にどのような書き込みによってSNS空き巣の被害にあったのかや対策する方法についてちょっと紹介したいと思います。
被害にあった人がどのような書き込みをしていたのかですが、
自宅を特定されるようなヒントの書き込みをいつもしていた人です。
具体的に言うと、
「家のベランダが青色」
「家のベランダから花火が見える」
「~駅から徒歩3分」
「家の屋根の色を変えた」
「家の前で工事をしている」
「隣にスーパーやコンビニがある」
などなど家の場所を知らせる投稿をしている人が狙われているようです。
さらに写真付きで何かをアップで撮影していたとしても、その後ろの背景などからどこで撮ったのかがそこに住んでいる人にはわかってしまうんですよね。
家のベランダから花火の画像などを投稿したら、目印になる建物などがあればだいたいの家の位置は割り出されてしまいますよね。
そしてさらに最近ではfacebookは実名で、ツイッターなどは匿名でつぶやけるのですが両方を使っていたら同じ人なのがバレてしまって特定されてしまったということも少なくないようです。
facebookに関しては、
ツイッターのフォロワーがfacebookの友達がほとんど同じだったり、アカウント名がもじっただけだったり、アカウントのアイコン画像が一緒だったりしたことが特定につながったりします。
空き巣に入ったという人の80%以上がSNSから情報を集めているという発言をしていて、この世の中情報をいくらでも集める方法はあるというわけでSNSでの発言は匿名だから安心ということはないようです。
対策としては、
・不在などを知らせる投稿は限定公開にする
・リアルタイムでの投稿ではなく時間差を作る
・写真付きの投稿の場合は背景を気にする
・家の周りのことを投稿しない
・ハッシュタグなどを使わない
とにかく対策としては家にいないことを知らせたり、家の周りの情報を暴露しないことに尽きますね。
ハッシュタグは検索しやすい要素となるのでやめましょう。
知らない人が自分の家や自分の名前を簡単に知れるわけがないと匿名なら大丈夫だろうという意識はもう捨てましょう。
空き巣に入る方としても、自分の近くの情報や留守にしている人の情報を常にチェックして、チャンスをうかがっているわけですからスキを与えてはいけません。
空き巣に入られて運が悪かったのではなく、自分のSNSでの投稿に原因があったと最近ようやく気付いた人が多くなってきたというわけです。
心当たりがあるという人は気を付けましょう。
最後に
SNS空き巣について意味ややり方、さらには対策や被害についてでした。
空き巣もネットで情報を集めてチャンスを探しているという恐ろしい時代になったものだと思います。
さらには空き巣もお金がない人がやるわけで犯人が捕まっても損害賠償や慰謝料をもらえないケースなども多く、入られてしまってから後悔しても遅いということで対策などをしっかりとして事前に防いでいくことが求められています。
今回のSNS空き巣について自分も個人情報を公開していないかと改めて確認するようにして今後注意していくようにしましょう。