今週の週刊少年ジャンプを見てみると、あらびっくり「食戟のサンジ」というタイトルで食戟のソーマを描いている佐伯俊さんがワンピースのサンジをスピンオフとして描いていました。
食戟のソーマもワンピースのサンジも好きなので、これはびっくりしましたね。
どんな話なのか普段ワンピースや食戟のソーマを単行本で読んでいるという人は話が気になるのではないかと思いますので、ちょっとあらすじをネタバレしていきたいと思います。
食戟のサンジのあらすじネタバレ
食戟のサンジのネタバレをしていきますので、まだ読んでないという人はぜひ読んでみてください。
出典:https://twitter.com/yonetanikantoku
話はサンジがまだ海上レストランバラティエにいたころの話になります。
バラティエのウェイターは逃げ出して誰もいなかったので、しかたなく副料理長ではありますがサンジがウェイターをやっていました。
そこへある人物が来店します。
「美食というものへの侮辱だわ」
と海上レストランバラティエの噂を聞いて食べに来たグランドラインでも有名な美食家でした。
オーナーシェフを呼んで欲しいとサンジに言いますが、そのときはちょうどゼフはいませんでした。
なら帰ると、残りを食べずに帰ろうとしたのでパティとカルネが激怒します。
「その言い草…俺たちのスペシャリテを味わっても続けられるかい?」
サンジは何でもいいから残さずに食べてもらいたかっただけなのですが、美食家はなら次の一皿で私の下が認める品を出さなければバラティエで喜ぶ客はみんな馬鹿舌だと酷評すると言い出します。
そんなことを言い出すので、誰が作るか喧嘩し出して収拾がつきません。
ですが美食家はサンジに対して、バラティエは庶民相手の典型的な三流店で、オーナーにとってはこんなしみったれた店ごときでも大事な宝なのかと言います。
なんならあなたが作ってよと笑われ、
「では俺がお客様を満足させられたら…そっちの皿も残さず食うと誓ってもらえますかね?」
とサンジもゼフの店を馬鹿にされて、厨房に立つことにしました。
料理に使ったのはトマホーク・伊勢ロブスターという食材の中でも解体や調理が難しいとされる食材でした。
贅を凝らした華美な皿も作ろうと思えば作れますが、長く険しい航海に一時の安らぎを提供するお店をなのだと美食家に言います。
「お前の薄っぺらい舌ごときに語れる店じゃねえんだよ!!」
ですが美食家はもう目の前の皿のことにしか集中できず、その美味しさは今までの金に汚れたしがらみを取り払っていくような生まれ変わるような、まるで悪魔の実でも食べたかのように自分を変えていく美味しさだと形容します。
「見送ってさしあげろ クソ丁重にな」
美食家に見事に完食させ、ゼフはもうサンジはこの店に収まる器ではないなと思うのでした。
そこへ一隻の船がまたやってきていました。
「なんだ?妙な海賊旗だな麦わら帽子かぶってやがるぜ?」
これが特別読み切りで食戟のソーマの作者が描いた「食戟のサンジ」のあらすじネタバレです。
食戟のサンジの感想
食戟のソーマとワンピースのコラボということでサンジが描かれたということでちょっとしたネタ回という感じになりましたが個人的には良かったですね。
トマホーク伊勢ロブスターって何だよと思いましたけど、まあワンピースと食戟のソーマでは世界が違いますからネーミングセンスはある程度しょうがないと思うしかありませんね(笑)
サンジの残さずご飯を食べて欲しいという思いとゼフが大事にしている店への思い入れが見れた話でした。
話の内容も食戟のソーマらしいのでまさにコラボという感じの出来だったと思いますので、やりすぎ感はありますが満足ですね。
なぜ今回コラボとなったかについては、
ワンピースが21周年という記念で描いただけということみたいですね。
それ以外にとくに記載がないので、食戟のソーマの原作者の方で書いてみたいという話になったのかそれとも話題作りで依頼されたのかちょっとわかりませんね。
ですが作品としては良かったですし食戟のソーマの絵は好きなので、またこのようなコラボがあると面白いですね。
最後に
食戟のサンジのあらすじのネタバレや感想についてでした。
ルフィたちが来る前のバラティエにいたころのサンジの日常を描いたという感じのスピンオフでした。
このようなコラボ回というのは面白いのでいろいろとやって欲しいですね。
気になるという人はジャンプの本誌の方を見てみましょう。