ロシアW杯は決勝トーナメントで世界ランク3位であるベルギーに2対3という接戦で惜しくも負けてしまいましたが日本代表は大健闘しました。
その中で、その前の日本代表選手であった内田篤人選手がなぜ日本代表ではないのかと疑問に思った人もいたようです。
多分とんでもないにわか発言だと思うけど、内田篤人は何でいないの??
— れいな (@tumekiridoko) 2018年7月2日
内田篤人選手と言えば、19歳で日本代表としてフル出場を果たしさらには甘いマスクで大人気となりました。
そしてロシアW杯の1つ前であるブラジルW杯でもフル出場して活躍しました。
現在30歳になろうという内田篤人選手ですが、今回なぜロシアW杯で日本代表に選ばれなかったのかというと主な原因はケガです。
ケガによりブラジルW杯以降の試合には全然出場できていなくて、今回日本代表を率いた西野監督も内田篤人選手を視察したのですがその時は展開的に途中交代してしまうなどアピールできず日本代表は見送られてしまいました。
そのケガから復帰して現在は鹿島アントラーズでプレーしていますが、4年後のカタールW杯では日本代表へ復帰する可能性があるのかと気になる人もいるのではないかと思いますのでちょっと私なりの考えなどを紹介したいと思います。
内田篤人のケガは完治したの?
まず内田篤人選手の右膝のケガがしっかりと完治したのかについてです。
完治していないのであれば日本代表どころではないですからね。
出典:https://web.gekisaka.jp/news/detail/?237425-237425-fl
今年2018年にようやく鹿島アントラーズでピッチに復帰した内田篤人選手。
それは実に7年半ぶりの鹿島アントラーズとしてのピッチでした。
それではさすがにいきなり日本代表でプレーしろというのも難しいですよね。
その右膝のケガは、もともと痛みに耐えながらプレーしてために抱えていた爆弾のようなものが爆発したことで起きてしまった選手生命を脅かすケガでした。
医師からは、サッカーをしていて起きたケガとは思えない、まるで交通事故をして起きたケガのようだと言われるほどのケガだったそうです。
ケガの名前は「膝蓋腱炎」で、それをかばいながらプレーしていたことで他を痛め、そしてまた爆弾が爆発して長期離脱を余儀なくされましたが今ようやくピッチに帰ってきました。
7年半ぶりにJリーグの舞台に帰って来た
#内田篤人 選手のプレー集🦌❗@atlrs_official #Jリーグ#Jリーグ開幕 pic.twitter.com/qRQ5HmnBCe— Jリーグ (@J_League) 2018年2月25日
最初はまたケガをするのではないかと不安はあったようですが、プレーしている中で自分が自由に走れているという実感を持ってノビノビとプレイできていることを実感しているというようなコメントをしていたのを記事で見ましたしケガはもう大丈夫だと思って良いのではないかと思います。
今後も鹿島アントラーズでプレーしていくと思いますので気になるという人はチェックしてみましょう。
内田篤人がカタールW杯で日本代表に選出される可能性は?
では内田篤人選手が4年後のカタールW杯に選出される可能性はあるのかについてです。
結論から言うと、まず難しいのではないかというのが私の考えですね。
今の日本代表が平均年齢が上がっていて、30歳以上でも日本代表に選ばれているという状況ですが内田篤人選手がカタールW杯では34歳でポジションがDF右サイドバックです。
今現在の日本代表では、その位置は酒井宏樹選手が該当します。
出典:https://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20180321/731676.html
酒井宏樹選手は、現在マルセイユと2021年まで契約を交わしている海外でプレーする不動の右サイドバックのDF選手です。
日本代表の中ではフィジカルが圧倒的に強く、外国人選手に対しても当たり負けしませんし1対1でも駆け引きを覚えて誘い込み、体で抑え込んでボールを奪う技術も格段に進歩しました。
そして今後の日本代表DFはこの酒井宏樹選手を中心に据えていくのではないかと思われます。
ならば控えではどうかと言われると、残念ながら控えとして内田篤人選手を選ぶという考えなら他の若い選手に経験を積ませるために選んだ方が良いと考えるのが普通です。
なので内田篤人選手が日本代表に復帰するにはしっかりと日本代表のスタメンとして選ばれるだけの実力と結果を今後見せつけていくしかないのです。
ですが可能性が0ではないと思います。
というのも酒井宏樹選手はDFに特化している代わりにパスやドリブル、さらにはセンタリングを上げるのが得意ではありません。
その点、内田篤人選手はしっかりと周りを見てパスを上げられて、自分からシュートへいくなどの経験や実力は確実に内田篤人選手の方が上です。
日本は間違いなくオフェンス力が低いので、今後しっかりと走れて攻撃的なプレーができる選手は必要です。
酒井宏樹選手は右でも左でも実際どちらでもプレーできるよう練習していますし、内田篤人選手が今後結果を出せば可能性は0ではないと思います。
ですが、全盛期がブラジルW杯だとすれば現在の鹿島アントラーズでの戦いぶりは見ている人からするとかなり力が衰えていると感じるようです。
そりゃしばらくピッチに立てていないのであれば仕方ないですよね。
ですが次のカタールW杯まで4年ありますし、現在の日本代表の高年齢化を考えれば可能性はないとも言えないので頑張って欲しいですね。
最後に
内田篤人選手が4年後のカタールW杯で日本代表として復帰する可能性があるのかについてでした。
ですがやはり長友佑都選手も日本代表現役を発表し、酒井宏樹選手もこのまま4年間で苦手な攻撃力を磨かないわけがないので実質内田篤人選手が日本代表に選ばれる可能性は低いのではないかと思います。
ですがもともとの実力は非常に高く、その攻撃的な姿勢は今の日本には本当に必要だったと思いますので4年後どうなるのかはなってみないとわかりませんね。
大きな話題を呼んだりするかもしれませんよ。
今後の活躍に期待したいですね。
内田篤人選手と同じく34歳になる大活躍した乾貴士選手がカタールW杯で代表になる可能性についても書いていますのでぜひ。