日本対ベルギーが今日7月3日の朝3時に行われましたが、2対3で敗れました。
後半のアディショナルタイムが4分で最後の最後にベルギーの見事なカウンターが決まってしまい、日本は負けました。
その原因や負ける要因となった部分はどこにあったのかと気になっている人も多いと思います。
なぜなら後半に2対0で勝っていたのは日本だからです。
そこから2点を立て続けに入れられ、最後のアディショナルタイムでさらにトドメを刺されて最後のプレーもできずに負けてしまいました。
まだ延長戦にもつれ込めば可能性があったのではないかと思うところもあるからです。
今回日本対ベルギーで負けた原因や要因についてちょっと思った部分を紹介します。
ベルギーに負けたのは選手交代が遅かったから?
日本はベルギーに対して2点を先取していながら、後半で逆に3点を返されて逆転負けしてしまいました。
出典:https://twitter.com/ElepPeace/status/1013883957333487616/photo/1
このベルギーの3点の内2点を入れたのは、2点を取られた後に選手交代で入ってきた2人の選手です。
長身のアルアム・フェライニ選手とナセル・シャドリ選手です。
それに対して日本は1点をセットプレーから入れられ、ここで選手交代してこちらも変えるタイミングもあったのですがそれをせずに交代は2点目を入れられて追い付かれたさらに後でした。
これにはいろんな考えがあったのだと思いますが、結果的には負けた要因となったのは間違いないのではないかと思います。
2対2で後半36分と残り少ないところでようやく原口元気を本田圭佑、柴崎岳から山口蛍と選手交代しますが、最後の最後に3点目をベルギーの選手交代で入ってきたナセル・シャドリ選手に入れられて負けてしまいました。
後半原口選手は足がつったりと疲労がたまっていましたし、柴崎選手も香川選手の疲れもあり中盤で後ろに下がり中盤を支えることが多く、負担が大きくなっておりベルギーに対してフリーにさせてしまったりするという状況になっていました。
まあ柴崎はイエローカードが出ていたので交代した要因は違いのかもしれませんけどね。
交代するタイミングが遅かったと思っていた人は大勢いるみたいですね。
選手交代で流れを引き寄せたベルギー
選手交代のタイミングを逸して流れを失った日本
ここにきてベンチの成熟度の差が出てしまった— 陳宮 (@TINKYU) 2018年7月2日
選手交代って一気に流れ変えるよね。
ベルギーはフェライニの投入タイミングがベストすぎる。
逆に日本は柴崎に変えて蛍を入れた時点で延長視野の守りに入ったはずなのに、カウンターをくらった。
ここがベルギーと日本の差だよね。
— tamachan (@39_tamachan_) 2018年7月2日
ど素人としては日本側の選手交代がもう少し早かったらどうなってたかなと考えてしまうよね
— ひーちゃん (@HitomiS0915) 2018年7月2日
やはりベルギーと日本の選手交代のタイミングの違いが世界との差なのではないかと考えざるを得ない結果になりましたね。
タイミングとしては、
やはりベルギーがセットプレーで1点を返したときではないかと思います。
正直あのベルギーのヘッドでのシュートが入ったのは運が良かった部分が大きかったですが、それで流れを掴んだのは間違いないからです。
日本が2点入れてすぐに打開策で選手交代をしてきたベルギーに軍配が上がったのはそうした経験や選手層の厚さがあったからだと思います。
他の選手交代の可能性はあった?
それではどのような選手交代が日本に必要だったのかも気になりますよね。
実際は後半36分という試合時間としては残り10分しかなく、しかも同点という状況でした。
本田選手の選手交代は香川選手と連携も状況判断もできるので良いと思いますし、実際にボールタッチをしている姿を見てもしっかりと間を取って周りを見ながらプレーしていましたし、フリーキックや香川選手との連携からあわやゴールかというチャンスも作っていました。
ただやはり交代が遅すぎたと思います。
延長戦となれば、4人目の選手交代も許されるという新ルールでの戦いだったので、惜しまずに3人目を守りで入れるべきだったのではないかという意見もあります。
惜しむらくは、3人目の選手交代をしなかったことかな…。
— ヨネッチ(yoneć ) (@black_falcon18) 2018年7月2日
柴崎選手の代わりに山口蛍選手を投入していますが、最後のベルギーのカウンターでは抑えきれずに負けました。
延長戦を考慮していたとしても、疲弊したDF選手を交代させて体力のある控え選手にするべきだったのではないかという部分は大きいですね。
酒井宏樹選手は守備で大活躍し、さらにはサイドからのセンタリングを上げるために一生懸命ずっと走っていました。
後半ではパスをトラップミスして相手ボールにしてしまうなどのミスは、どう見ても疲れていたからだと思います。
いくら酒井宏樹選手が世界レベルで素晴らしい選手でもやはり体力のある選手でしっかりとカウンターを防ぐべきだったのではないでしょうか。
昌子源選手も最後の最後まで走っていましたが、選手交代で入ってきたナセル・シャドリ選手に来たスルーパスに追いつけていませんでした。
ルカクがクロスボールをスルー
→シャドリのところへ川島もボールにあわせてポジションスライド
昌子は後ろからのスライディングに賭ける pic.twitter.com/QGDBE9qVHf
— たなてぃ 🇨🇭🇧🇷🇺🇾🇩🇰 (@milanistahide) 2018年7月2日
ここはどうしても追いついて体を入れて止めなければダメなところでした。
やはり交代するにも3人目をここで体力のある選手に交代してカウンターを防ぐべきだったと言えると思います。
最後に
日本がベルギーに負けた要因は選手交代のタイミングが遅かったからではないかという話から、交代はどうしたら良かったのかについてでした。
正直に言うと、日本とベルギーでは選手層の厚さが違います。
延長戦を考慮して点を入れた原口選手とイエローカードをもらっていても頑張っている柴崎選手を交代させるにしても誰と交代するのかと考えても、難しい選択だったのではないかと思います。
守りに入れるにしても誰を入れるべきなのか、負けてしまった今ではどれもタラレバになってしまいますね。
ですが日本が世界3位のベルギーをここまで追いつめたのは本当にすごいと思いますし負けたのは悔しいです。
高齢化の日本代表が今後どうなるのかも期待したいですね。
2022年の正GKが誰になるのかも気になると思いますので予想しています。
⇒【2022年W杯】GK川島永嗣の後継者(後釜)は誰か予想!
大活躍だった乾貴士選手についても書いています。
⇒乾貴士が次回カタールW杯日本代表はある?引退はしないの?