軟式野球で日本最速の153キロを投げる吉岡慎平投手がたけしのスポーツ大将に出演しますね。
きっとあまりのすごさに見ている人はなぜプロ野球選手にならないのか、プロ野球選手として2018年のドラフト会議で指名される可能性はどれだけあるのかと気になっている人も大勢いると思います。
そもそも軟式野球の投手が硬式の球でやるプロ野球でどこまで通じるのかもあまり知らないという人も多いと思います。
今までドラフト候補に入ったことがあるのかや、実際にドラフトで指名されてプロ野球で通用するのかなど吉岡慎平投手について良く知らないという人もいると思いますので今回ちょっと紹介したいと思います。
良ければ見ていってください。
吉岡慎平投手はドラフト候補に挙がったことがある?
現在軟式野球の投手として活動している吉岡慎平投手。
186センチ87キロで1992年11月11日生まれの現在25歳。
軟式野球としては日本最速の153キロを投げることができ、さらにはスライダー、カーブ、シンカー気味に落ちるチェンジアップ、スプリットと速い速球を活かせる変化球を4種類も持っている素晴らしい投手ですね。
これが1年前の動画ですが、たけしのスポーツ大将でもチェンジアップはしっかりと使ってレジェンド9を翻弄するのではないかと思います。
さらに最速を目指して練習中ということで、現在25歳でまだ若いですしプロ野球でも全然通用すると私は思います。
実は吉岡慎平投手は、
札幌日大高と苫小牧駒澤大と軟式ではなく硬式野球で投手をしていました。
ですが大学2年のときに肘をケガしてしまい、右肘内側側副人体断裂、右肘尺骨神経不全麻痺で手術をしています。
そのケガから復帰して大学4年生で今までの球速は140キロしか出なかったのを150キロ以上にまで上げ、さらには大学3年間で2勝しかできなかったのに4年生の1年間で9勝をあげる素晴らしい活躍をしてプロ球団から注目されます。
4年生の春には風張蓮選手(ヤクルト)や井口和朋選手(日本ハム)を擁した東京農業大北海道オホーツクを破り、全日本大学野球選手権初出場に貢献します。
実際にプロ10球団から調査書が届き、どこからかドラフト指名されるものと思われました。
ですがそのときに指名漏れでドラフト会議では指名されませんでした。
体もしっかりとしていてストレートも力強く奪三振は多かったのですが、ホームランをよく打たれていたことがあまり印象として良くなかったのかもしれません。
テイクバックを小さくした新フォームが上手く合わず秋には調子を落とし、スカウトが見ていた全日本大学野球選手権では初戦の愛知学院大戦で2本塁打を浴び、5回3失点で降板してしまうということもあり「荒削りだ」という評価もされていました。
そのときドラフトの指名漏れは吉岡慎平投手にとってケガに続いて大きな挫折となり、一時期野球を離れようかと思ったこともあったようですが軟式野球という舞台でまた大好きな野球を続けていきたいと新たな気持ちでプレイし始めます。
そこで日本一に輝き、さらに軟式野球では日本最速の153キロを記録します。
本来はプロを諦めるつもりでしたが、大好きな野球へそれまで以上に真摯に取り組んで結果も出てプロへもう一度挑戦したいという思いが今の吉岡慎平投手にはあるということです。
吉岡慎平投手がドラフトで指名されるには?
では今現在吉岡慎平投手は軟式野球をしていますが、プロ野球で通用するのかという点やドラフトで指名されるためにはどうしたらいいのかについてです。
そもそも軟式野球から硬式野球であるプロ野球へは行けるのでしょうか?
吉岡慎平投手がプロで通用するかどうかは球団が判断するわけですが、ドラフトで指名されるためには球団のプロテストを受けることが一般的だと思います。
プロテストで合格すればドラフトで指名してもらえる可能性が出てきます。
知らない人のために説明すると、
プロテストで合格してもそのままプロ野球の球団に入団することはできません。
必ずドラフトで指名されなければプロ野球へは進めません。
ですのでプロ野球選手になるために吉岡慎平投手がしないといけないことはドラフトで指名してもらえるように結果を出してアピールすることですね。
ですが大学でも硬式野球で球速は150キロ以上を出しています。
軟式の球と硬式の球は違うのでカーブやスライダーなど変化球は今まで以上に変化はしないとは思いますが、速球は十分にプロでも通用しますから緩急をつけた投球ができてコントロールもスタミナもある吉岡慎平投手は即戦力として迎えたいという球団は多いのではないかと思いますね。
2016年には、実は軟式野球出身の菊沢竜佑投手がヤクルトの6位指名でプロになっているんですよね実は。
菊沢竜佑投手は、
最速146キロで米独立リーグでもプレーした経験もある選手で、ヤクルトでは球団史上最高齢となる28歳5カ月での指名でした。
⇒異色の軟式野球出身選手がプロへ。ヤクルト・ドラフト6位菊沢は土橋正幸・大野豊ら名選手に続くか
つまりそれよりも速い速球が投げられる吉岡慎平投手がドラフトで指名される可能性は十分にあるということですね。
なのですが2017年ドラフトでの指名はありませんでした。
菊沢竜佑投手の場合はヤクルトのチーフスカウトが惚れ込んでいたらしいですが、果たして2018年のドラフトで名前が呼ばれるのかは今回のビートたけしのスポーツ大将で話題になるかどうかで決まるんじゃないでしょうか?
注目されて、獲得したいと言ってくれる球団が出てくる可能性は十分にあります。
吉岡慎平投手がドラフト会議で指名されるのかどうか今年、もしくは来年のドラフト会議が楽しみですね。
最後に
たけしのスポーツ大将にも出演する軟式野球の吉岡慎平投手についてでした。
150キロ以上のストレートが投げられてコントロールもスタミナもあって変化球でスピードの緩急も付けられる吉岡慎平投手を欲しがらない球団はないのではないかと勝手に思ってしまうのですが、実際に硬式球と軟式球は全然違いますしやってみないとわかりませんので今後どうなるのか楽しみでしかたないですね。
ケガと指名漏れで挫折を経験したことでさらに野球への練習の熱が入ったことが今の吉岡慎平投手を作り上げたと言っても過言じゃないです。
軟式野球日本最速の男がプロ野球に殴り込みという話題が出てくるのを楽しみにしたいですね。
吉岡慎平投手がプロ野球のドラフト会議で指名があるのかについてでした。