最近YouTubeで流行っているのがライブ放送です。
ライブストリーミングという機能なのですが、無料で生放送できてしかも高画質高音質を実現しているというものです。
その中で2017年2月から導入された新たなYouTuberたちの収入源の柱となりつつあるのがスパチャです。
スーパーチャット略してスパチャなんですが、
普段生放送でコメント欄ではコメントが溢れかえるような配信者の放送ではただコメントが流れていって注目してもらえませんがこのスパチャは色付の枠でしかも金額によってコメントの上部にいくらスパチャしたか残るというようなインパクトの強いコメントとなります。
そのスパチャの投げ銭は、そのまま配信者に渡るということで自分もやってみたいという人も多いんじゃないでしょうか?
ですが実際にはスパチャされても税金や手数料で取られてそれほど手元に残らないのではないかと気になりますよね。
実際どうなのかわかる範囲で紹介したいと思います。
スパチャで取られる税金や手数料は?
ではスパチャをしてもらった場合、実際にもらえるお金はどれだけなのでしょうか?
実際に例えばライブストリーミングで配信していて、スパチャしてもらったのが300円だった場合。
実はこの300円すべてが配信者がもらえるわけではないんですよね。
ここから30%がYouTube側に手数料として取られます。
回数での手数料ではなく、スパチャでもらった金額の30%です。
これを考えると手数料で結構取られてしまいますね。
なので300円なら300×0.7(70%)で210円です。
この210円分が配信者がもらえるお金となります。
そして税金の話ですが、
基本的にはある一定の金額を稼いだ場合は所得税という税金を支払う義務が生じてきます。
一般的にはサラリーマンなどの本業がある場合は、年に20万円以上の収入が出てくる場合と専業主婦や学生など他に収入の柱がないような人の場合は38万円以上の場合に税金がかかって引かれます。
自営業などの分類としてたくさん稼いでいたとしたら雑所得ではなく事業所得として確定申告してその分の所得税が引かれるという感じになると思います。
なのでこれからスパチャをもらうために配信していきたいという人は年間どれだけもらったのかで確定申告する必要があるかないか決まりますが、とりあえずはYouTube側に手数料で30%取られるということだけわかっていれば問題ないのではないかと思います。
実際にスパチャをもらえるように設定するには?
では実際にスパチャをもらえるようにYouTubeで設定しておくにはどうしたらいいんでしょうか?
実は現在のYouTubeではすぐにスパチャをもらってお金をもらうということがはっきり言ってできなくなりました。
というのも2016年までなら誰でも動画に対して広告を貼れて、すぐに収益化というのができていましたが今ではそれができなくなりました。
2018年2月から、
チャンネル登録数1000人以上。
過去12か月の総再生時間4000時間以上。
でなければ収益化のアカウントには認定しないということなんです。
なのでこれからYouTubeで稼いでいきたいという人は根気と努力が必要になりますね。
もともとアカウントはあって条件を満たしているということであれば問題ありません。
これからYouTubeで生放送を配信してスポチャしてもらってお金をもらいたいということなら、設定が必要です。
ここではPC画面の説明になりますが、アカウントが登録できたら「クリエイターツール」を開いて「ライブストリーミング」を選択しましょう。
するとライブストリーミングを始めるというボタンが出てきますのでクリックします。
するとロボットでないことを証明しろと言われますので、携帯の番号を入力してアカウントと連携させます。
それができると1日認証にかかるので待てと言われますがそれで完了です。
すぐにはできないんですよね。
そして稼いだ分をもらうには配信や動画の広告化が必要です。
そのためにはチャンネルを収益化させます。
同じように「クリエイターツール」から今度は「チャンネル」を選択し、「収益受け取り」から設定します。
その中に「AdSenceに申し込みます」という欄がありますのでGoogle AdSenseに接続してアカウントを作成して振り込むところなどを設定し審査が通れば収益化できてスパチャももらえるようになります。
出典:http://ebloger.net/adsense/
「Google AdSence」とはGoogleの運営するクリック型広告収入プログラムのことでこれに登録していないと広告収入はもらえません。
これからスパチャをもらいたいと思っている人はぜひ収益化をしましょう。
最後に
YouTubeでスパチャをもらうにも、まずはしっかりしたアカウントを作成しないといけないということで今スパチャをもらっている人を見ると羨ましく思えるところもあるかもしれませんが、それだけ今まで頑張っているからこそなんですよね。
それにしてもYouTubeで収益化するには今年から厳しい条件になっていたなんて知りませんでした。
理由としてはなんでも収益化してしまうとコピペ動画や著作権違反している動画まで収益化してしまうなど、頑張っているクリエイターの被害につながるからという理由でした。
それにしてもちょっと条件が厳しすぎると思うんですけどね。
登録者1000人はまだわかるとしても、12ヵ月で4000時間というのはどういう基準なんでしょうか?
地道に頑張って登録者数をたくさん増やして審査を通すしかなさそうです。
今から頑張るという人は登録者数をどうしたら増やしていけるか考えましょう。
スパチャのやり方についてはこちら。
⇒スパチャの意味ややり方は?YouTube支払い方法や最高額は?