白猫プロジェクトでお馴染みの会社コロプラがどういうわけかあの任天堂に提訴されました。
白猫プロジェクトは私もやっていましたね。
私の周りでも今でもやっているという人もいますし、いまだに人気の根強いゲームですよね。
そんな白猫プロジェクトを運営する会社のコロプラをなぜ任天堂は訴えたのでしょうか?
正直言うといろいろと思い当たる節があります。
マリオカートに似た要素のミニゲームだとかありましたし、任天堂の看板ゲームとも言えるスプラトゥーンのキャラクターに似たのを出したりとかいろいろですね。
果たしてコロプラを任天堂が訴えた理由とはなんだったのでしょうか?
そしてコロプラと任天堂のどちらが勝つのかも気になるところですのでちょっと紹介したいと思います。
敗訴で白猫はサービス終了してしまうのでしょうか?
コロプラを任天堂が訴えた理由は?
コロプラを任天堂が訴えた理由についてわかる範囲で紹介したいと思います。
今回コロプラが運営するゲーム白猫プロジェクトに対して、任天堂が訴えた理由は5つあるそうです。
出典:http://colopl.co.jp/shironekoproject/
ですが結論から言ってしまうと、その理由についてはよくわかっていません。
分かっているのは、
任天堂がコロプラを訴えた理由は任天堂保有の特許権を白猫プロジェクトのゲームが侵害しているからだということです。
その5つの内、1つは日本経済新聞によると、「タッチパネル上でジョイスティック操作をする際に使用される特許など5件が侵害されている」と主張しているということです。
タッチパネル上でジョイスティック操作ということは、白猫プロジェクトで有名である「ぷにコン」のことを言っているのでしょうか?
白猫プロジェクトをやったことがある人ならばわかると思いますが、指一本でキャラクターを画面を縦横無尽に攻撃できてどこをタップしても攻撃アクションができるという画期的な操作方法のことですね。
実は任天堂は1年以上前からコロプラに対して警告していたらしく、コロプラはその警告に対して真摯に対応して話し合いもしてきたが受け入れられずに訴えられてしまったということです。
残り4つの理由についてはわかっていません。
問題としてはゲーム要素やキャラクターではなくて、特許権を侵害しているという部分みたいですね。
言われているのがコロプラはぷにコンのUIの特許を持っているだけで、技術的な特許を持っているのは任天堂だったので今回訴えられたのではないかということです。
ぷにコンを特許取得(実際はUIのみ)!って宣伝してて操作方法の特許持ってる任天堂がそれやめてね?って言ったにも関わらず聞かずに続けてた結果なのでは
— すぱーくる (@y0_o0) 2018年1月10日
ようは技術的な特許は任天堂にあるので、表現の特許しかないコロプラが技術的な部分でアピールしたり勝手に使ったりしたのではないかということですね。
そして驚いたことに任天堂の要求は、
白猫プロジェクトの差し止めと賠償金44億円ということです。
白猫プロジェクトのサービス終了の要求もさることながら、44億円の支払いを要求してくるとはびっくりしましたね。
果たしてコロプラと任天堂の裁判の行方はどうなるのでしょうか?
コロプラは戦う姿勢を見せるも敗訴は確実?
そしてコロプラはこの任天堂の訴えに対して、戦う姿勢を一応見せています。
「当社のゲームが任天堂の特許権を侵害する事実は一切無い」と話しています。
そして、
「当社は、当社のゲームが任天堂の特許権を侵害する事実は一切無いものと確信しており、その見解の正当性を主張していく方針です」と宣言しています。
ですのでコロプラがこのまま戦う姿勢ならば任天堂との衝突は免れないようです。
一方訴えた任天堂ですが、
実は任天堂の法務部は大抵勝てる勝負しかしないと言われ、数々の勝訴を収めてきており「最強」とさえ言われています。
例えば「ドンキーコング」が「キングコング」の商標を侵害しているとユニバーサル・スタジオに訴えられても、商標権をそもそも取得していないことを突き止めて勝訴したりしています。
裁判に関してはまさにベテランとも言える任天堂に対してコロプラがどう戦うというのかが気になるところですね。
なのでコロプラが技術的な部分で特許に触れてしまっていると証明されれば敗訴になってしまい、最悪白猫プロジェクトはサービス終了になってしまう可能性があるということですね。
そして賠償金44億とはいかなくても敗訴で賠償金が発生すればコロプラにとっては悲惨でしょう。
倒産の可能性も十分にあるのではないでしょうか?
果たしてコロプラはどうするつもりなのかが気になるところです。
最後に
コロプラが任天堂に訴えられるというびっくりなニュースについてでした。
訴えた理由に関しては実際は詳しいことは明かされていませんが、特許を巡った技術的な部分での宣伝や使用権限などについてなのは間違いないようですね。
そして裁判に関しては任天堂法務部は最強と呼ばれるほど強いので、コロプラが太刀打ちできるのかが気になるところです。
白猫プロジェクトのユーザーにとってはあまり良いニュースではないので、サービス終了だけは避けて欲しいですね。
これからどうなるのかが注目ですね。