ウスタビガというガの奇跡の発見があったと報じられていますね。
なんと雌雄同体という体一つしかないのに雄と雌の特徴を持ついう珍しい個体のようです。
しかもそれを発見したのは女子高生だと言うのですから驚きです。
無視好きな女子高生だというのですが、いったいどんな女子高生なのか気になりますよね。
そしてそんな雌雄同体のウスタビガを見てみたいという人もいると思いますので画像と、展示などされないのかなど調べてみました。
良ければ見て行ってください。
ウスタビガ雌雄同体を発見した女子高生の名前は?
いくら虫好きで探し回っても今回のウスタビガの雌雄同体の変異種の発見は奇跡だと言われていてなかなか発見できるものではないそうです。
そんな雌雄同体のウスタビガを偶然発見したのは岡山理大付属高校生命動物コース3年生の安達由莉さんという女子高生でした。
生命動物コースというのもすごいですよね。
調べてみると、動物が好きで動物と触れ合うことを職業にと考えている人に向けてのコースだということで虫好きの安達由莉さんにとって触れ合いや観察ができるこのコースは持ってこいの高校だったのではないでしょうか。
そして見つけたのがウスタビガの雌雄同体の画像がこちら。
出典:https://twitter.com/kura_n_h_museum
左半身が雄で、右半身が雌で触角の違いで見分けがつくそうです。
虫好きだという女子高生の安達由莉さんの画像も朝日新聞で載っていますので気になるという人はぜひ見てみてましょう。
ウスタビガの雌雄同体を発見したのは11月22日。
学校の行事で広島県廿日市市の宮島水族館に向かっていて、休憩で山陽道下り線の小谷SAに立ち寄ったところで虫好きの安達由莉さんは虫探しを始めました。
そのSAは山林を切り開いたところにあるので虫好きにとっては絶好の観察スポットだったからです。
すると自販機前に見慣れたウスタビガが羽を広げて路上にいました。
ちょうど家でウスタビガの標本を作製していた安達由莉さんにとっては見慣れたウスタビガでしたが、すぐに触角の違いに気が付いて左の羽がひどく損傷していたのでエチケット袋に入れて持ち帰ったということです。
そして標本にするために自然史博物館に持ち込んだということです。
普段は家で15種類以上の虫を飼育して研究しており、「将来は身近な生物と人間との共存を進めるため、環境アセスメントに取り組む仕事に就きたい」と話しています。
日頃から研究をしていて、標本にすることを考えて持ち帰ったりなど将来が期待できる女子高生ですね。
今後も新たな発見で名前が出てくることもあるかもしれませんので楽しみですね。
雌雄同体は10万~20万匹に1匹生まれるかどうかと言われているそうですが、すごいの一言です。
ウスタビガ雌雄同体の展示は?
そして安達由莉さんが持ち込んだウスタビガの雌雄同体の標本は展示で見られるということです。
出典:http://www2a.biglobe.ne.jp/marusan/phkurashikishizenshihakubutsukan.html
住所:倉敷市中央2-6-1
ナウマン像骨格レプリカや岡山県のなりたち、岡山県のいきものを展示しているということです。
昭和58年に開館ということでもう30年以上も続けているというのはすごいですね。
入館料は大人100円ととっても安いです。
営業時間は9:00~17:00で月曜日定休(祝日の場合は翌日) で12/28~1/4まではお休みです。
そしてウスタビガの雌雄同体の展示は1月31日までと期限付きの展示になっています。
理由はわかりませんが、それが過ぎたら発見した安達由莉さんの元へ返すということなのでしょうか?
もともと損傷も激しいので標本にするにしても状態はあまり良くないからかもしれませんね。
ですがぜひ見てみたいという人は行ってみましょう。
最後に
ウスタビガの雌雄同体という奇跡の発見をした女子高生についてや、画像や展示についてでした。
夢を持っていて虫好きでそんな虫に関連する仕事に就きたいと真剣に続けてきたからこその発見だったということで、とても素晴らしいことですよね。
今後も新たな発見をしていってくれるのではないかと思いますので期待ですね。
また名前が報道されるかもしれませんね。楽しみです。