ウィキペディアの寄付がしつこい理由は?非表示にする方法は?

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ネットで検索をしていてウィキペディアを見たことがないという日本人はたぶん一人もいないんじゃないでしょうか?

人名や場所名を検索すれば必ずと言っていいほどに上位表示されて目に付きます。

それくらいにウィキペディアは知名度がありますし、信頼をおけるフリーなオンライン百科事典です。

百科事典でありながら誰でも編集ができるという驚きの実態があり、現在では250以上の言語で構成されるなど世界的に繋がっています。

そんなウィキペディアですが、
最近ずっと寄付をしてほしいというバナーみたいのが出てきます。

スマホでみると画面を覆うほどですし、パソコンで見ても上部に出てきたと思ったら今度は下半分くらいでまた出て来たりとしつこいです。

なぜウィキペディアではこうも寄付をお願いするバナーをしつこく配置しているのでしょうか?

ネットにあまり詳しくない人が、この寄付お願いを見てウィキペディアを装ったスパムや詐欺サイトではないかと疑っている人もいました。

今回なぜこれほど寄付してくれとしつこいのかの理由や非表示にする方法などはないのかなど調べてみました。

良ければ見て行ってください。

ウィキペディアで寄付してくれとしつこい理由は?


ネットで記事を見ていれば広告の1つや2つは当たり前のように出てくるので別になんてことはないですよね。

ですがウィキペディアはちょっとしつこいです。

消してもまた出てきたりと、そこまで寄付がして欲しいのかと逆に寄付をする気さえなくなるんですがなぜこれほどしつこいんでしょうか?

世界ではアメリカに次ぐ2番目にウィキペディア閲覧が多い日本。

毎回利用しているけどこうも「寄付!」「寄付!」としつこいと見るのを控えようかと思ってしまいますよね。

これに関しては、
ウィキペディアを運営するアメリカの「ウィキメディア財団」がその質問に回答しています。

その理由に関しては、
日本ではあまり認識されていないから
という理由なんだそうです。

ということはこの寄付お願いのバナーは日本にしかないということでしょうか。

年に一度、2~3週間かけて実施されるキャンペーンだということです。

日本はあまり認識されていないからって、ここまでしつこい寄付お願いをしているという意味がよくわからなかったのですが、ようは日本は見ている人に対して寄付があまりにも少ないからということです。

2014年のデータが残っていて見ると、
全体の寄付金5100万ドル(約60億1800万円)に対して日本からは120万ドル(約1億4200万円)だけとたった2%しかありません。

これを見ると確かに日本の寄付は少なすぎますね。

なので寄付バナーを設置して、
ウィキペディアは見ている人の寄付金によって成り立っているんですよというのを知らない人に知って欲しかったということですね。

確かに日本人はウィキペディアは誰でも編集できるから、編集しているみんなで管理しているから無料で、無料なのは当たり前だという感覚の人が多いと思います。

もともと日本人はチップを払うなどの感覚もありませんし、水やサービスは無料なのが当たり前ですし、寄付に関しても意識は低いというのが現状です。

実際にはちゃんとした管理をしている人たちがいて、その人たちもお金をもらって運営しているわけですので会社と同じですね。

それをもっと日本人の人に理解して欲しくて寄付お願いの主張を強くしたというわけです。

今回あまりにもしつこいので、
あまりにも目立ちすぎるという意見が出ましたし自粛するのではないかと思います。

というわけでウィキペディアの寄付お願いがなぜしつこいのかについての理由でした。

そんなにウィキペディアは儲かってないの?

出典:http://okutta.blog.jp/archives/6675715.html

それほどまでにウィキペディアが寄付をお願いしてくるということは維持費などお金がなくて困っているのではないかと、このままではウィキペディアがなくなってしまう可能性もあるのではないかと心配している人もいるのではないでしょうか?

ですが実際にはウィキペディアは別に儲かっていないわけではありません。

先ほどの金額を見てもらえばわかると思います。
日本円にして約60億円稼いでいます。

実際に寄付をしたことがあるという人のブログでは、
2011~2012の収支では、15億円以上の収支があることについて触れています。

⇒Wikipediaに寄付して知ったウィキメディア財団のスゴイ収入

現在はもっと収支が上がっていることが予想できます。

他のブログを見ると実際に寄付をしたらお礼のメールが来て、管理をしているのは180人くらいだという記載があったということです。

⇒Wikipediaはどのくらい「儲かって」いるのか?

こちらで見ると2013年のものですね。
収支は16億円ほどで、単純計算で175で割っても一人あたり年収1000万以上だということです。

ウィキペディアを運営をしている人がこれほど儲けているいうことを私は今回初めて知りました。

ですが、それくらいじゃなきゃ運営なんてしないですよねやっぱり。

実際に寄付すればお願いは止まるの?

では実際にウィキペディアに寄付をすればこのお願いのバナーはもう出なくなるのでしょうか?

よくウィキペディアを利用するので、1回の寄付をすればバナーが出なくなるなら寄付してもいいよと思っている人もいると思います。

ですが寄付をしても寄付をお願いするバナーがなくなるわけではないようです。

ですので寄付お願いのバナーがしつこいので寄付すればなくなるというわけではないのでご注意ください。

寄付をすると今度はお願いメールが届く?

そして寄付をすれば今度はまた寄付をしてくださいとお願いメールが届いたという事例もあります。

これは寄付してくれたのならまた寄付をしてくれるんじゃないかという思惑が感じられて少し嫌な感じがしますね。

実際にまた寄付してくださいというメールが来たという画像がこちら。
出典:http://mindhack2ch.com/articles/100241.html

せっかく快く寄付してくれたのに、これじゃやっぱりお金のにおいしかしませんよね(笑)

お金のためではなくサービスのため、みんなが気軽に無料で利用できて実用性のあるものにしたいという思いがあるので寄付をお願いしたいと再度メールで送ってくるということなのでしょうが、寄付をしてくれた人に再度個人それぞれにお願いメールを送るのはちょっと違うような気がしますね。

ですがこれも寄付をしてくれた人が他の人にも伝えてくれたらという周知させたという思いがあると思います。

これもしつこいと言われる理由だと思いますね。

同じようにしつこいという意見が出ているのではないかと思いますし今後はお願いメールも減らすなど自重すると思います。

寄付お願いバナーを非表示にするには?

そして寄付をしても寄付お願いバナーが出てくるなら、もう止められないのかというと一応ちょっとした対策があります。

それはウィキペディアのアカウントを作成してログインしていればいいということです。

一応ウィキペディアでアカウントを作成してログインしていると、寄付お願いバナーがあまり出ません。

これはなぜかというと、
ウィキペディアのアカウントを作成していてログインしている人なら寄付をしてくれている人の可能性が高いからというのが理由なんだそうです。

ですのでウィキペディアを頻繁に利用する人や寄付がしつこくてうざいという人はウィキペディアのアカウントを作成してログインしておくようにすると良いと思います。

残念ですが今のところは、寄付お願いバナーを完全に非表示に設定することはできないみたいです。

なので気になるという人はアカウントを作成してみてくださいね。

ウィキペディアでアカウント登録のチュートリアルも載っていますので(笑)

⇒ウィキペディアアカウント登録チュートリアル

登録すると、
・ウォッチリストが作成できてページの更新が追える
・サイトの見た目は動作をカスタマイズできる
・ページを編集する際に情報を晒す危険性を減らせる
・誰かの不適切な振舞いのとばっちりがなくなる
などなどいろいろ気になる部分も解消できたりします。

ぜひウィキペディアを多く利用する人は登録してみてはどうかと思います。

最後に

ウィキペディアの寄付お願いバナーがしつこい理由や非表示についてでした。

しつこいという意見が出ましたし今後は自重するのではないかと思います。

こうした企業など利益ばかりを求めるわけではない形で大きな利益を出しているのは、すごいことだと思いますし1つの成功例ですよね。

今後もウィキペディアがなくなることはないでしょうね。

管理している人たちの中にはボランティアの方もいて、より良いものを目指そうとしているわけですから寄付しても良いよという方は今後はお願いメールも減ると思いますのでぜひ寄付してみてください。

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コメント

  1.   より:

    二度と寄付しません

  2. @@@ より:

    『マツコの知らない世界』観なよ。
    こんな偏った情報と文字だけの情報で寄付しないとかおかしいよ。
    寄付しないならしないでいいし、