伊達公子さんがテニスジャパン女子オープン第2日でシングルス1回戦アレクサンドラ・クルニッチ(24)選手に0―6、0―6で敗れ引退することが決まりました。
現在46歳ということで、一度は引退して現役復帰して今までやってきたというのは偉業以外のなにものでもないですし、女子テニスを牽引してきたと言っても過言じゃありません。
46歳で過酷なテニスという競技を現役で続けてきたというのはすごいとしか言いようがありませんもんね。
今回確かに結果から見れば完敗ですし、
実際にサーブが上手く打てなかったりボールについていけないところもあったみたいです。
ライブ中継で見てました。もうサーブはまともに打ててないしボールに対してついていけてない部分もあったし完敗でしたけどもう十分やり切ったでしょう!! — 伊達公子「終わってしまいました」涙の引退あいさつ https://t.co/VsRn2GIQ42
— 森山 泰三 (@tmzu38) 2017年9月12日
ですがそれでも最後まで頑張ったことに拍手を送りたいです。
午前中から雨が降っていたのにも関わらず、観客は大会史上最多の2835人とありえないほどの人でした。
これも伊達公子さんだからこそだと思います。
そんな伊達公子さんは今後もテニスに関わっていくのではないかと思うのですが、コーチなどにはならないのでしょうか?
気になっている人も多いと思います。
さらには引退試合後に急遽セレモニーが行われましたので簡単に紹介したいと思います。
伊達公子がコーチになる可能性は低い?
もうさすがに現役復帰は考えていないと思いますので、今後伊達公子さんがテニスに関わっていくとしたらコーチになって選手育成に励むことが望まれます。
テニスは一度引退して嫌になったと話していましたが、今はもっとテニスに関わりたいと話している伊達公子さん。
出典:https://twitter.com/Sankei_news/status/907752118660079616/photo/1
コーチになるかどうかの話をインタビューでしていました。
ですが残念ながら伊達公子さんはコーチになるつもりはないと話しました。
「私にコーチは向いてない。できないと思う。選手も相当プレッシャーの中でやるだろうし。旅行がてら試合を見にいって、ご飯を食べながら、刺激を与えに行くくらいなら(いい)。(96年の引退と違い)テニスに関わりたくないという気持ちではない。明日、会場にいるかもしれない」スポーツ報知から抜粋
負けず嫌いの伊達公子さんですしコーチをやるとしたら、その選手への厳しさを考えたりプレッシャーで押し潰してしまわないかと考えたのではないでしょうか?
もともと自分のやりたいことに一生懸命の人ですし、教えるのには向いていないと思っているのかもしれませんね。
刺激を与えに行くくらいならいいかもと話しているので、誰かの専属のコーチなどではなくゲストで招いたりして選手たちの刺激を与えられる存在となっていくのではないでしょうか?
テニスを引退しますがテニスへの情熱は冷めていないようですし、それに伊達公子さんは現役復帰をした人ですしコーチもやってみたいと心変わりする可能性だって十分にありますよね(笑)
今後の伊達公子さんにも注目ですね。
伊達公子さんの引退セレモニーはどうだった?
伊達公子さんの試合後に急遽引退セレモニーが行われました。
今大会で引退することを表明していた伊達公子さん。
額入りの写真、トロフィー、花束、そして現役選手一同から寄せ書きが送られました。
寄せ書きは2008年の復帰戦でカンガルー杯(岐阜)でダブルスを組んだ奈良くるみ選手が手渡し、伊達公子さんが復帰してくれて良かったと、プロになる前からダブルスを組んだり一緒にトレーニングをしたことを涙ながらにスピーチしました。
伊達公子さん本人からは、
最高のチャレンジの連続の9年間だったと話し、自分らしいプレーをしたいと思っていたが体がついてこなかったことにも触れていました。
ですが最後には伊達公子さんらしい笑顔で「本当にありがとうございました」と笑っていました。
本当にお疲れ様でした。
最後に
伊達公子さんが2度目の現役引退をしました。
今後もテニスへの情熱を再確認したということで、テニスに関わっていきたいという思いがあると思いますので選手育成の面でコーチになりたいと言ってくれる日も近いかもしれませんよね。
女子テニスを引っ張ってくれたのは間違いないですし、刺激を受けた選手たちが今後活躍していってくれることを楽しみにしています。
そんな選手たちを伊達公子さんが育てていってくれることも期待して待ちたいと思いますね。