最近スぺインで開発されたワインが、話題になっています。
Gikというそのワインは、なんと『青いワイン』なのです。
青いワインはこれまでにもあることはありました。
日本には『勝沼ブルーワイン』という青いワインがありますし、シャンパンでは、『ブラン・ド・ブルー』というものもあります。
しかし今回のGikは、それらとは色が格段に違います。
写真を見ますと、本当に深い鮮やかな青色をしています。
まるで深い海のように青色なのです。
そこで今回は、青いワインGikの味や値段はどんなものか、また日本では通販で購入はできるのか、というあたりを見ていきましょう。
青いワインGikの味や値段は?
この青いワインGikの外観は、見事なマリンブルーです。
あまりにも鮮やかな青色なので、さてお味の方はどうかなと、心配になる位鮮烈な青なのです。
出典:http://www.inlifeweb.com/reports/report_6089.html
このGikは、アルコール度数が11.5度と、ワインとしては少しだけ低めです。
しかもノンカロリーの甘味料を入れているため、やや甘みが勝った味になっていて、どちらかというとさっぱりとした、白ワインに近い感じだそうです。
となると、冷やして飲んだ方がおいしそうですね。
驚いたことに、このGikを作ったのは、まったくワイン作りの経験のない、20代の若者5人のグループとのことなのです。
彼らはスペインのクリエイターで、その開発コンセプトは『 過去を破壊し未来を創造』というものでした。
ワイン業界は昔も今も、『レッド・オーシャン(競争が激しい分野・状態)』なのですが、このクリエーターたちは、青いワインなら『ブルー・オーシャン (競争相手がいない分野・状態)』だろうと考えたのです。
そしてバスク大学などの協力を得て、2年の歳月をかけて、この青いワインGikを開発したのです。
この鮮やかな青い色の秘密ですが、青の色素はブドウの皮に含まれるアントシアニンや、青色染料の原料であるホソバタイセイという植物から抽出された成分によって、この青色を出しているそうです。
また、ワイン本体は、スペイン産の赤ワインと白ワインをミックスしているとのことです。
もう一つ気になるのはお値段です。
3本で33ポンドとのことですが、ボンド/円の現在の為替レートは138円前後ですので、およそ4554円程度となります。
1本当たりにして、1518円ということですね。
さて、これが高いのか安いのか、それは飲む人によってことなるでしょう。
ワインの通が純粋に味のみを評価するとしたら、あまり高い評価はでないかもしれません。
逆に、味そのものよりも雰囲気を重んじる人なら、さっぱりした味と見た目の美しさで、高い評価を与えるでしょうね。
この青いワインGikは、現在はスペイン国内とヨーロッパ各地のみの販売とされていますが、近い将来にはアメリカや日本での販売も考えているそうです。
日本でも大きな話題を呼びそうですね。
青いワインGikは日本で通販で購入はできるの?
そして気になる青いワインGikは日本でも通販で購入できるのかどうかです。
青いワインGikのネット通販は、スぺイン国内とフランス、オランダ、英国、ドイツで販売が始まっています。
出典:http://karapaia.livedoor.biz/archives/52220135.html
日本では、現時点では販売はされていませんが、
Regalo de Espa?a(レガロ・デ・エスパーニャ)
http://www.regalodeespana.com/
こちらで近日通販開始とのことです。
時期と価格については、現時点では未定となっています。
欲しいという人はマメに通販サイトをチェックしておきましょう。
まとめ
今回は、最近スぺインで開発された青いワインGikの、味や値段と日本でも通販で購入はできるかなどを見てきました。
この青いワインGikは、本当に見事な青いワインでした。
マリンブルーといったらよいのか、あるいはインディゴブルーといったらよいのか、少しばかり鮮やかすぎるのではないかと思うほど、深い青の色なのです。
味の方は、通の人には物足りないかもしれませんが、さっぱりしているので海浜などで飲むには適しているかもしれませんね。
これを開発した若いクリエーター達のクリエイティブさについては、やはり凄いと思います。
みなれない青いワインに対しては、抵抗感のある人もかなりあると思います。
それを実際に開発するアイデアと、実際に発売してしまう実行力とは、素晴らしいですね。
この青いワインGikは、近々日本でも通販により入手できる筈ですので、興味のある方は一度試飲してみてはいかがでしょうか?
青いワインについてでした。