加齢臭を女性が対策するべき年齢や原因は?どんな臭いがするの?

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加齢臭というと、即「おじさん」或いは「オヤジ」という言葉を連想するのですが、この加齢臭は男性の専売特許ではなく女性にもあるというのです。

女性でも、しかも比較的若い女性でも、この加齢臭がある場合もあるようで、気を付けなくてはいけないのではないかと最近話題になっています。

もしかしたらあなたも知らないうちにその加齢臭が出てしまっている可能性もあるんです。

そこで今回は、加齢臭を女性が対策するべき年齢やその原因と、どんな臭いがするのか、又その対策などを見ていきましょう。

女性の加齢臭とはどんな臭いで気を付けるべき年齢は?

それでは女性の加齢臭とは、どんな臭いがするのでしょうか。

加齢臭の原因は、「2-ノネナール」という物質で、皮膚の皮脂腺から分泌される皮脂に入っています。

この臭いは人によって様々ですが、代表的なものは、油の変化したような臭いとされています。
鼻をつまんでいる女性出典:http://news.mynavi.jp/c_cobs/news/biranger/2013/04/post-1769.html

例えば、「古くなった油の臭い」、「チーズのような臭い」、「古い化粧品や整髪料の臭い」などです。

他には、「ろうそくのような臭い」、「お風呂に何日か入っていないような臭い」、「汗に似た臭い」などという表現もあります。

これらの加齢臭の表現は、各人の感覚で随分違うと思いますが、正常な状態とはやや違うような、他の人が嗅いだらわかってしまう臭いということなのでしょう。

この加齢臭が自分にもあるのか、その気付き方ですが、自分の臭いは自分では気付きにくいものです。

自分の臭いは常に自分で嗅いでいるので、気付かない方が普通でしょう。

普段嗅いだことのない臭いがある、着替えの時に脱いだ衣類の臭いに違和感がある、或いは友人や同僚のふとした素振り、このようなことがあれば、加齢臭を疑ってみる必要がありそうですね。

誰かに確認してもらうというのも必要なことかもしれません。

しかも食生活などの生活慣習の変化により、現代ではこの原因となる「2-ノネナール」は増えやすい傾向にあると言われています。

早い人では女性でも20代後半から加齢臭がある場合もありますし、30代後半からは更に加齢臭のある人は増えるようです。

ストレスその他で生活習慣が乱れたりすると、20代後半には女性ホルモンが減少し、原因となる「2-ノネナール」が増えるため、20代から加齢臭があるという結果になるわけです。

この加齢臭は年齢的には、40歳前後から増え始め、60代からは急激に増え、60代では大半の人に加齢臭があるとされています。

つまり30歳を過ぎれば、加齢臭への関心を持って対策した方が良いということになりますね。

女性の加齢臭の原因と対策は?

前にも書きましたが、この加齢臭の原因となるのは「2-ノネナール」という物質で、不飽和アルデヒドの一種で、「油臭くて青臭い」臭いがするんです。

ビールやソバの匂いの元でもあるようです。

この加齢臭の原因である「2-ノネナール」は、2001年に資生堂の研究所で、研究員の土師信一郎氏らによって発見されました。

この「2-ノネナール」は、人間の体臭にも存在し、中高年になると濃度が大幅に増加します。

2-ノネナールの原因である9-ヘキサデセン酸は、そのままでは無臭ですが、皮脂腺の中の脂質が活性酸素によって酸化され、ローソクやチーズのような、古くなった油に似た臭いを発生します。

これが加齢臭の主な原因とされています。
それではこの加齢臭は、身体のどこから臭うのでしょうか?

人体にある皮脂腺からは、肌に潤いを与えて皮膚を守る皮脂が分泌されますが、その皮脂には2-ノネナールも含まれているため、実は全身どこからでも加齢臭は出る、ということになります。

人体で皮脂腺が多い所は、額、脇の下、下腹部、耳の後、足の裏、それに胸や背中が特に多いのです。

従ってこれらの部分が、加齢臭がとりわけ臭うということになり対策が必要です。

加齢臭の対策としては、まず全身を清潔にするということが第一でしょう。

お風呂に入った際には、額、脇の下、下腹部、耳の後、足の裏、胸や背中は念入りに洗い、汚れを残さないようにします。
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デオドランド系の石鹸やボディソープを使うのも、効果があるようですし、加齢臭に対応した加齢臭石鹸というものもあるそうです。

ソープ以外では、リンゴ酢を飲むことやミョウバンが、加齢臭には特に効果があると言われていますので、一度試して見るのもよいでしょう。

ミョウバンを薄めて湯船に入れて使えば、加齢臭対策だけでなく、風呂場のカビ予防にもなります。

もっとも大事な対策は、生活慣習の改善です。

肉食は加齢臭に限らず体臭を強くするようで、一般的に欧米人の体臭が強いと言われるのも、そのためかも知れません。

肉食を控えめにし、食物繊維の多い野菜や果物を多く摂ることも、果物や野菜に含まれるビタミンEやビタミンCに、活性酸素を抑える抗酸化作用があるため、加齢臭対策としては、効果があるでしょう。

又、ストレスを受けないようにし、夜更かしをせず、規則正しい生活を送ることは、非常に大事な対策となります。

更には、お酒と煙草を控えることも有効なようです。

対策とは言えないかも知れませんが、柑橘系の香水をつけることで、ある程度は加齢臭を目立たなくすることもできるようです。

まとめ

男性だけではない加齢臭、それは女性にもあり、かなりの方が加齢臭に悩まされているようです。

早い場合は30代でも加齢臭がある女性もあるようで、自分では中々わからないその臭いとは、どのようなものなのか、又その対策はどうしたらよいのか、気になるという方は今後原因となる要素や対策を考えていくようにしましょう。

今回は、「加齢臭を女性が対策するべき年齢や原因は?どんな臭いがするの?」というタイトルで、加齢臭の原因や対策についてでした。

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