2012年2月1日配信の携帯アプリ『桃太郎電鉄TOKAI』をもって最新作が発売されない桃太郎電鉄シリーズが6月2日、製作者から「ここに桃太郎電鉄は、正式に終了します。」と発表がありました。
桃太郎電鉄シリーズは、
鉄道会社の社長となり日本中を旅しながら物件を購入しながら日本一の大社長を目指すという鉄道会社の運営をモチーフにしたボードゲーム形式のコンピュータゲーム・テレビゲームシリーズです。
1988年12月2日にハドソン(現在はコナミと合併)より発売され、数年ごとに一本のペースで発売され新ハードに対応したりその年の話題を内容に盛り込むなど発売が待ち遠しいとされる人気シリーズでした。
しかし今回正式に終了すると発表があり、なぜ最新作が発売しないのかその理由と、今後本当に最新作が発売されないのかなど制作しているコナミの製作者など調べてみました。
桃太郎電鉄の生みの親「さくまあきら」が終了を発表
コナミから何の連絡もない。こんな調子でずっとほったらかされた。ここに桃太郎電鉄は、正式に終了します。すべてコナミの石川が握り潰しました。
— さくま あきら (@isetta_23) 2015, 6月 2
桃太郎電鉄の生みの親である「さくまあきら」さんがツイッターでこのように話しており、
この話からすると製作者のさくまあきらさんは開発を進めようとしているのにコナミ内で返答がないため進められないという感じに見えますね。
これコナミがちゃんと答えさえすれば最新作あるんじゃないですかね??
今後本当に発売されないのでしょうか??
実は前にも終了宣言があった?
どうやらさくまあきらさんは前にも桃太郎電鉄の終了報告を2012年2月にしているようで、その時はハドソンがコナミの完全子会社という形になりレギュラースタッフのほとんどがコナミと合わないために辞めてしまったのが原因のようです。
なのでその頃からコナミとはうまく行かなくなっているようで、今回も最新作の話をしようともコナミが返答しなかったことで終了宣言をされたということみたいです。
コナミはなぜ返答をしないんでしょうかね?
これだと最新作を待っているファンの反感を買うだけのような気がするのですが。
2012年2月に一度終了宣言はしたものの、
「原点である子供から大人まで気軽に楽しめるボードゲームを作りたかった」
という思いをタカラトミーアーツが実現させ、2012年7月26日にボードゲーム「桃太郎電鉄ボードゲーム『大どんでん返しの巻』」を発売させています。
なので開発する意志は製作者にはあるんですよ。
今回も開発をコナミに打診して返答がないということなのではないかと思います。
今後コナミが製作に協力することがあれば桃太郎電鉄の最新作が発売される可能性は十分あると思うんですが、どうなるんでしょうか?
最後に
桃太郎電鉄の最新作を待っている人はたくさんいると思います。
返答しないというようなコナミの対応がひどいという理由で名作が潰されてしまうというのは本当に悲しいことだと思いますので、どうにかしてほしいと思うんですがどうにもならないのでしょうか?
製作者に開発する意志があるのに本当にもったいないです。
今後桃太郎電鉄の最新作が出る可能性がないとは言えないと思うので、いつの日か最新作が出るのを待ちたいと思います。